後悔のない別れなんて
あるのだろうか

出来るだけのことはしたのだと
今日も自分に言い聞かせて

天から見守っていてくれることを
せめて願うばかり

休みの日は一歩も外に出たくないけれど
たまに散歩すると、それはそれで気持ちいい

春の匂い、初夏の匂いを感じたくて
誰もいない道でマスクをずらす

絵を描きたい
小説を書きたい
ゲームをしたい
録画を見たい
積ん読を消化したい

いろいろとあるけれど時間が足りない

とりあえず今は、眠りたい

早く大人になりたいと思っていた
大人になれば自由になれると思っていた

大人も不自由・理不尽は数え切れないけれど
「学校」という集団生活から解放されたのは
とても安堵したことを覚えている

友達ともすっかり疎遠になってしまい
時間を忘れて遊び続けていられた頃が
たまに恋しくなるけれど

大切な人と、さいごのお別れをするため
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