多田野一人

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9/26/2024, 3:08:15 PM

秋🍁
9月も下旬になり、少しだけ、秋の足音が聞こえ始めた…
青空が、高くなってきた…
夕暮れが、早くなって、夕陽が、美しい…
夜になると、色々な虫たちの合唱が始まる…
夜風がひんやりする…
そんな、小さな変化が、何となく、ほっとして、寂しい…

9/25/2024, 2:12:16 PM

窓から見える景色
ドライブ…と言うほどでは無いけど、取敢えず、行き先も決めないで、ハンドルを握った…
自宅を出て、20分程で、近所の山の中腹にある展望所に着いた…展望所と言っても、ただの空地で、薄が生い茂るだけの、ちょっとしたスペース…
フロントガラスの向こうには、町が程よく見渡せる…近くでは、牛や馬の放牧がされていて、長閑に広がっている…
そんな景色を前に、シートを倒してみると、青空も見える…そんな静かな田舎の時間が、面倒な日常から、少しだけ、開放される…

9/24/2024, 2:48:36 PM

形の無いもの
この気持ち、あなたに届けたい…でも、心って、どうやって、届けたらいいのだろう…
この、目に見えない、色も、形も、匂いも無い、切なくて、苦しい想いは…
言葉では伝え切れないから、出来る事なら、あなたの心に、直接繋げたい…
あなたを目の前にすると、胸の鼓動が激しくて、喉が熱くなり、言葉が溶けてしまう…
だから、手を繋ぐと、其の儘、気持が届くといいのに…意気地無しの私は、今日も、あなたを前に、そんなことを、秘か思うだけ…

9/23/2024, 3:01:39 PM

ジャングルジム
小学校の校庭に、登り棒や鉄棒、ブランコや回転遊具…色々なもので遊んでいたけれど、ジャングルジムが、結構好きだった…
迷路の感じ、ちょっとした秘密基地みたいだし、てっぺんから見る景色は、小さな私には、迚も魅力的だった…普段は、見上げる様な上級生も、見下ろす感じが、何となくカッコよく思えた…
あれから何年も経って、久しぶりに母校を訪ねたら、もう沢山あった記憶の遊具は、随時減っていた…校庭にあった鉄棒も新しくなっていたけれど、意外と小さくて、吃驚した…子供の頃は、大きく感じていたのに…
ジャングルジムのあった場所が、何となく刹那く…

9/22/2024, 3:26:15 PM

声が聞こえる
独りの夜、部屋にいると、あなたの声が聞こえる…様な気がする…もう、何年も会っていないはずなのに…付き合っていた訳でも無く、特別親しい訳でも無かったけれど…
何時も独りぼっちの私にも優しく話し掛けてくれた…誰にでも優しいあなたに、秘かに想いを寄せていた私は、其れでも嬉しくて…
あれから何年も会っていないけれど、久しぶりに届いたクラス会の案内状…ひょっとしたら、また、会えるかも知れない…そう想うと四六時中あなたの事しか、考えられなくて…だから…

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