愛情
愛情深い人になりたい。
若い時そう思った。自分がそうでないと、気づいていたから。
人生の終盤に入り思うのは、愛情を惜しみなく与えてきたか。周りの人たちに。
子どもたちには自分なりの愛情を惜しみなく注いできたと思えた。
連合いには‥?
一緒に生きる同志だから、愛情はあったかな‥。
あったことにしよう!
太陽の下で
毎日たくさんの洗濯物。洗うのは全部、わたし。いえいえ、洗うのは洗濯機で、干すのはわたし。
太陽の下で、ベランダに次々と干していく洗濯物。お日様はありがたい!天気悪くて洗濯物乾かないとイライラしますからね。
太陽の下で洗濯物干し。面倒と思うか、太陽の恵みの下で幸せと思うか、わたし次第です。
落ちていく
冬の夕陽が落ちていく。
いつもの駅にいます。二階に東西通路で、その真ん中が改札。西側の窓は大きく、夕陽が差してきます。空が真っ白になるくらいの冬の夕陽が。
高校生がゾロゾロと改札に向かって歩いてく。人生始まったばかりの歩み。こちらは、もうそろそろお終いの歩み。還暦過ぎの歩みです。何故かどちらとも重たい足取り。
生きてくのは、いろいろシンドイね、若くても歳取っても。
夕陽が落ちていく、いつもの駅に。
夫婦
連合いとは、夫婦になって30数年。親より長い付き合いです。
今日は、いつもの落語会へ二人で出かけました。演目は、
「子別れ」
別れた夫婦が、子どもを介して元に戻る人情噺です。人情噺は好きじゃないけど、この噺はいいですね。
私たち夫婦も、子は鎹(かすがい)と実感しています。
たくさんの思い出
人それぞれ、たくさんの思い出があり、人はそれで出来ていると言っても良いでしょう。わたしもそうです。
稼いだお金や、地位名声なんて他人からの評価のための要素。生きた証は自身の中にある筈です。
辛かった、悲しかった思い出、嬉しかった、楽しかった思い出は、わたしのそれまでの人生を形作る大切なもの。わたしの生きた証です。
このたくさんの思い出を、否定せず暮らすことが、これからの生活には大切なことだと思っています。