落ちていく
冬の夕陽が落ちていく。
いつもの駅にいます。二階に東西通路で、その真ん中が改札。西側の窓は大きく、夕陽が差してきます。空が真っ白になるくらいの冬の夕陽が。
高校生がゾロゾロと改札に向かって歩いてく。人生始まったばかりの歩み。こちらは、もうそろそろお終いの歩み。還暦過ぎの歩みです。何故かどちらとも重たい足取り。
生きてくのは、いろいろシンドイね、若くても歳取っても。
夕陽が落ちていく、いつもの駅に。
夫婦
連合いとは、夫婦になって30数年。親より長い付き合いです。
今日は、いつもの落語会へ二人で出かけました。演目は、
「子別れ」
別れた夫婦が、子どもを介して元に戻る人情噺です。人情噺は好きじゃないけど、この噺はいいですね。
私たち夫婦も、子は鎹(かすがい)と実感しています。
たくさんの思い出
人それぞれ、たくさんの思い出があり、人はそれで出来ていると言っても良いでしょう。わたしもそうです。
稼いだお金や、地位名声なんて他人からの評価のための要素。生きた証は自身の中にある筈です。
辛かった、悲しかった思い出、嬉しかった、楽しかった思い出は、わたしのそれまでの人生を形作る大切なもの。わたしの生きた証です。
このたくさんの思い出を、否定せず暮らすことが、これからの生活には大切なことだと思っています。
冬になったら
食べ物の好き嫌いが多いわたしです。そう思ってなかったけど、子育てして好き嫌いが多いのわかりました。丹念なく食べさせようとやってたら、自分が避けてる食材や料理があるのに気付いたの。豆腐嫌い、キムチも、ピーマンも、タラも、合い挽肉も嫌い‥。
おでんも嫌いでした。なんだか食べても満足できない料理。
結婚して、連合いが好きで仕方なく作るように‥。おでん、舅も大好きだった。姑が、「おじいちゃんはおでん作っておけば留守しても大丈夫なの」と。遺伝かな。
そんなんこんなで、冬になったらおでん作らないとと思って暮らすようになり‥終いにはわたしもだんだんに食べれるようになったの!
冬になったら、おでん作れば機嫌良いからとしょっちゅう作るようになりました!
子猫
散歩にはちょうどいい距離の公園、朝は、ラジオ体操もやってます。
その公園で、朝早くに高齢の男性が野良猫にエサを与えているのを見かけます。それも子猫。3匹はいるみたい。
公園横の戸建て、門には
「猫にエサを与えないで
増えて困ります」
そんな張り紙があります。
わたしとしては‥猫は可愛いけど野良は困ってます。うちにも野良の大きのか来ますから。本人は必死に生きてるだけなんだけどね。
猫好きの友人には、飼ってあげなさいと言われます。うちの場合、家族が大の猫嫌いなのでムリ。
可愛い筈のが子猫も、
実際自分の身近な話しになったら、簡単な問題ではないようです。