特別な夜
わたしにとっての特別な夜は、
満月の夜です。
晴れた夜空に、自室から一人満月を眺める。
わたしにとっての特別な夜なんです。
ひとり満月を見つめて、
その日までの心のモヤモヤを
洗い流します。
海の底
光が届かない真っ暗世界。
陸地の動物など生きてはいけない過酷な環境。想像するばりの海の底。
ゆったりとした海流、ゆらゆら泳ぐ面白い格好に進化した深海魚たち。
時間さえ無いような世界。
そこには唯一で、
美しく整ったことは無いのか?
醜い人間の欲望が入ってこないこと。
そこかもと思う。
君に会いたくて
わたしの会いた人‥
昔別れた恋人にでも無く、
彼岸に渡った父母にでも無く、
憧れの推しにでもない。
わたしが会いたいのは、
イエス.キリストと、仏陀です。
君に会いたくて、
会って聞きたい事かあるのです。
本当の愛って?
悟りって?
直接聞いてみたいんです。
でも聞けたとしても、
理解できなかったりして!
夢で会うくらいが良いのかしら?
閉ざされた日記
毎日日記を書く習慣はありません。20年以上前に10年日記帳を手に入れたことがありますが、ポツリポツリと書くだけでした。2011年で終わっています。今も、自室の机の上にあります。
閉ざされた日記、なんて意味ありげな日記帳ではないのです。その日記は書きたい時に書いた物。それも気まぐれに。
日記からは、過去のわたしの時々の苦悩が滲み出ています。
そして今のわたしに語り掛けてきます。
木枯らし
寒がりのわたしには木枯らしは身に沁みます。
毎週出掛ける、隣街の公民館。
広々とした公園の中に公民館があり、建物の中からプラタナスの木々が見える素敵なところ。
プラタナスが木枯らしで葉っぱを落としながら寒そうに揺れます。
なんでも無いこの風景。
誰かのちょっとした言葉がわたしを傷つけ、木枯らしで揺れるプラタナスがわたしの心を癒やしてくれます。