海の底
光が届かない真っ暗世界。
陸地の動物など生きてはいけない過酷な環境。想像するばりの海の底。
ゆったりとした海流、ゆらゆら泳ぐ面白い格好に進化した深海魚たち。
時間さえ無いような世界。
そこには唯一で、
美しく整ったことは無いのか?
醜い人間の欲望が入ってこないこと。
そこかもと思う。
君に会いたくて
わたしの会いた人‥
昔別れた恋人にでも無く、
彼岸に渡った父母にでも無く、
憧れの推しにでもない。
わたしが会いたいのは、
イエス.キリストと、仏陀です。
君に会いたくて、
会って聞きたい事かあるのです。
本当の愛って?
悟りって?
直接聞いてみたいんです。
でも聞けたとしても、
理解できなかったりして!
夢で会うくらいが良いのかしら?
閉ざされた日記
毎日日記を書く習慣はありません。20年以上前に10年日記帳を手に入れたことがありますが、ポツリポツリと書くだけでした。2011年で終わっています。今も、自室の机の上にあります。
閉ざされた日記、なんて意味ありげな日記帳ではないのです。その日記は書きたい時に書いた物。それも気まぐれに。
日記からは、過去のわたしの時々の苦悩が滲み出ています。
そして今のわたしに語り掛けてきます。
木枯らし
寒がりのわたしには木枯らしは身に沁みます。
毎週出掛ける、隣街の公民館。
広々とした公園の中に公民館があり、建物の中からプラタナスの木々が見える素敵なところ。
プラタナスが木枯らしで葉っぱを落としながら寒そうに揺れます。
なんでも無いこの風景。
誰かのちょっとした言葉がわたしを傷つけ、木枯らしで揺れるプラタナスがわたしの心を癒やしてくれます。
美しい
美しいと思った心に刺さる経験は、家の近くにある一本のイチヨウの木の紅葉。車で通ると目に入ってきます。
紅葉した黄色のイチヨウの木、一本だけで立ってます。
世の中の黄色全てを集めたようなんです。12月初め頃通ると毎年見られます。
とにかくとにかく黄色なの。
そして美しい!
毎年のささやかな楽しみです。