静寂に包まれた部屋
わたしも夫も音楽好き。
いつも、リビングには音楽が流れている。ステレオからだったり、スマートスピーカーからだったり。
でも、何故か自室に居る時間は、無音のときが多い気がする。
静寂に包まれた部屋、なのだ。
どうしてなの?
しばらくして、何となくわかってきた。
自分の感情に飲み込まれている時、
問題の解決を探している時、
無音の、静寂に包まれた部屋で、
深く深く考えていたと気付いたのだ。
納得すると、音楽を流し始める。
そして、普段の暮らしに戻るのだ。
静寂に包まれた部屋は、
わたしには必要なようだ。
別れ際に
じゃ、行ってくるね。
玄関を出る夫が、振り返るようにわたしを見る‥その目が何かを言う。
行って来ます。
学校へ出かける子供が、ちらりとわたしを見る‥その瞬間に何かを感じる。
後になって、その何かがわかる。
仕事に行き詰まっていたり、
担任の先生とうまくやれてなかったり。
言葉よりも別れ際の目には、瞬時に伝えるものがあるようだ。
通り雨
今年の夏も通り雨で、
洗濯物、
たくさん濡れました。
色気のないお話、
濡れたっていうのに。
秋🍁
秋で思い浮かぶのは、
会ったことのない、おばあちゃんの、秋についての思い。
日は短くなるし、
寒くなってくる。
裏寂しい季節。
母がよく話してくれた。
母もそう思ってた?
わたしは、まだ感じない。
秋、も
人それぞれ。
窓から見える景色
わたしの携帯に、以前住んでいたマンションの窓から撮った一枚の写真が保存されている。
三階からの写真、夕焼けの赤い空、住宅街の屋根、右側には鉄塔が映り込んでいる。日付は、2014年9月。
そんな何でもない写真、どうして消さなかったのか‥。
その風景を毎日見ながら、悪戦苦闘して過ごした、思い出の風景だから。
この先も、残しておくと思う。
何でもない風景が、わたしには心に残る風景だから。