7/5/2023, 10:01:15 AM
流星
天宵拡がる
星々達
澄み渡るは
煌めき
私は掌に乗せ
腕伸ばし翳した…
哀し程のに綺麗で
悲し程遥か遠く
鮮やかな世界観で
嘆き謳口ずさみ
時は静かに流れ
魅了された刻は
流れ堕ちたのは…
7/1/2023, 10:03:15 AM
遺創真
割れた瞳から
堕ちた世界
渦巻く思考線
綺麗な傷みと
醜きは虚像
哀しみの記憶
産声の様な
聲は 鳴り止まず・・・
張り裂けた
喉は 枯らし続け・・・
「寂シク 視続ケテタ・・・」
私は何者か解らず
彷徨う流れに
雫の足跡・・・
私の存在は解らず
震える歪みに
孤の傷跡・・・
誰か私を見付けて
そっと抱き締メテ欲しかった・・・
誰か私を捕らえて
優しく触れ殺メテ欲しかった・・・
「誰カ私ノ事ヲ・・・」
6/27/2023, 3:13:14 PM
消哀
刻に纏い
孤を描いて
彷徨の足跡
光射すは
傷みが私を
弱くしては
「失イノ日々…」
甦る記憶は
切なくて鮮やかな
夢の残骸…
廻る記憶に
哀しみの愛おしさ
果の廃墟…
戻れやしない
道は喪い
還れはしない
閉ざした
記録…
「私ハ何処デ…」
6/25/2023, 2:34:21 PM
凜華
孤高なる
咲き乱れ
美しく哀しげに
魅了する
凜華儚げ
鮮やかな哀しみ
捕われてく鼓動
離せやしない
離れはしない
捕らわれた眼光
忘れられない
忘れたくない
美麗過ぎて
甘い妖艶な香り
綺麗過ぎて
甘い妖艶な香り
貴女の為ならば
私の此の…
6/20/2023, 10:04:04 PM
霞宵
霞み月酔
水面の鏡
映した哀しげ
照らされ
白く輝き
儚げの刻み宵
翳す掌
月は優しげに亡き
私を殺め
遮る掌
月は朧げに薄れて
私を殺め
堕ちた破片
煌めき 朱く染まり
夢ならば
此の儘 ずっと…
ずっと…