無魅失
犇めく鼓動
美化した言葉
何も響か無い・・・
傷痕の思考
廃と遡る記憶
壊れ逝く感覚・・・
小聡明く創りし
偽善の意図
廻り薄れ逝くは
隠す微笑み
何も無い此の世界で
私が消えても
換わりはし無いから
仮初めの夢は歪んで
朽ち砕けても
目覚めはし無いから
望んだ儚き居場所は
描かれた虚像
何も存在し無いから
「私ハ 問イカケ・・・」
見据えた先は・・・
黒い瞳
貴方を喪い
刻まれた記憶は
果てし無く
触れ温もり
軈て鼓動さへも
弱く儚くて
私を忘れさせた…
黒い瞳に魅入られ
貴方の息吹と共に
黒い瞳に愛しさへ
過越した時を刻む
黒い瞳に魅せられ
貴方の呼吸と傍に
黒い瞳に囚われて
私を残し星になる
遥か彼方に残され…
Schwarze Augen verlassen
mich und werden zum Star…
Schwarze Augen verlassen
mich und werden zum Star…
Schwarze Augen verlassen
mich und werden zum Star…
瑠璃美聡
叶わぬ夢語り
寄り添い 触れる
刻んだ存在
傍に居た一時
抱き締め 鼓動に
共鳴の相思
優しさの聲は
物語るは 理想を
願い響かせ
「全て 忘れさせた・・・」
瑠璃の煌めき
天空視つめ
哀し程 愛しくて・・・
美聡の鮮明は
深い記憶に
儚い程 苦しくて・・・
薄れ無い
瑠璃の華は・・・
永遠に迄
消せ無い夢・・・
華弁は
朱黒の雫で
「彩リ 唇ナゾル・・・ 何時迄モ・・・」
悲壮思考
哀しき言葉
私の弱さ…
歪んだ言葉
私の強さ…
でも 心此処に在らず…
創りし真の像は
黒いベールに包まれ
身を隠す…
創りし業の像は
白いベールを纏いて
身を晒す…
弱さの 我が魂よ…
強さの 我が儚き…
怯えた
愚かさ…
月魅幻光
天に輝く
魅了な月宵
装飾の星達
掌を翳す
魅惑な月光
重ね触れる
哀しみも 刹那も
照らし薄れ
苦しみも 苦悩も
射して忘れ
「神秘的に包まれた・・・」
鮮やかな程に
煌めき 何故か切なく
脈は乱れて
美しさの夢に
視つめ 頬を濡らす雫
囁いた言葉
此のまま 時は止まり
望み 何時も・・・
佇み 風吹かれて私は
想う 何時も・・・
失わぬ様に・・・