12/26/2022, 10:59:33 AM
幻葬焉
神秘に魅入られ
奪われた幻
触れて薄れてく
哀しき日々
手繰り寄せては
千切れた絲
「上手く 生キル事出来ズ・・・」
戻せ無い失いが
何時も・・・ 何時も・・・
優しさが傷み
想刻に囚われ
哀しみの謳聲
響かせた悲劇
積み重ねた代償
終わり無き嘆き
歩み続けた末路
崩れ去るは精神
私は触れ
その瞬間に・・・
12/25/2022, 10:45:47 AM
毎年
独りで過ごし
詩を書く
12/24/2022, 10:04:00 AM
聖礼夜
清みきる時
月が照らした
蒼白の光
闇雲が過ぎ
見え隠れした
冷たい光
見上げた天空に
白い息吹き
哀しげに映るは
風に吹かれ
聖なる一時
舞い上がる天使
光射す方へ
聖杯に注ぐ
朱い雫溢れては
器に絡んで
哀し笑みで
見つめた 天使は
優しい聲と
口付けて 泣いた
「聖ナル夜二想イ叶ヘ・・・」
羽目堕として・・・
12/22/2022, 7:44:11 AM
揺風詩
繋ぎ止める術は無く
跪き天を見上げた
想いは風に攫われて
哀しみの痛みだけ
胸に突き刺さる…
触れる指絡めて
繋ぎ合わせても
離れていく
愛しさに
締め付けられる
想いが語る傷は
薄れていく
儚さにと
重なり合う 双樹の様
寄り添い 流れた雫が
刻の哀しみと共に
私の夢を…
12/20/2022, 1:59:29 PM
Angelusの鐘が
鳴り響き
天から使者達が
舞い降り
哀しい笑み浮かべ
軈て時を刻む