空一面に桜が咲き乱れ、
舞った花びらは道を埋め尽くすようだ。

春爛漫と言い表すのには丁度良い。

君の桜色に染まった頬を目の当たりにすると
その頬、唇、髪に触れたくなってしまう。

これからの君との日々が楽しみだよ。


お題 : 春爛漫　#49

やっと入試も終わり、
あとは卒業式の練習だけとなった。

刻々とこの校舎から旅立つ時が来る。
もう過ぎ去った日々には戻れない。

そう思うと沁み沁みするような、しないような。


お題 : 過ぎ去った日々　#48

p.s.卒業生の皆さん、
　　　御卒業おめでとうございます。

ふとテレビを付けて
ニュースで今日を祝福している。

幼時は嬉しかったけど、
仕事で精いっぱいで今はもう忘れた。

母が雛人形飾って、父がちらし寿司作って、
そして私は、母の横でオルゴールを聴く。
これがひなまつりの思い出。

そろそろ実家帰るか。


お題 : ひなまつり　#47

あれもこれも。
あとこれも。

足りない足りない。満たされない。
そして、全てを手に入れたら…？

ん～。やっぱ君以外全部いらないや。


お題 : 欲望　#46

「ほら見てみろ。」
そう言われて見上げたのは
夕焼けのような曇りのような曖昧な空。

まぁ綺麗っちゃ綺麗だけど物憂げな気分になる。

「夕焼けだし、明日は晴れかもな。」
そう言われて少し口角があがった。

こんな空の日はあの日を思い出すんだ。


お題 : 物憂げな空　#45