「最悪。彼氏に振られたんだけど。」
携帯とにらめっこしながら、目の前で君が言う。

内心、少し喜んでしまったなんて、僕は最低だ。

僕が彼氏に立候補なんてする資格なんて
ないのかもしれない。けど。

「僕が代わりになってあげようか。」


お題 : 最悪　#12

私には誰にも言えない秘密がある。

え?どんな秘密かって?

君にも秘密に決まってるでしょ？


お題 : 誰にも言えない秘密　#11

この部屋は狭いけど、心を落ち着かせる。

これだけ狭くても、
朝は朝日が白い光で部屋を照らしてくれるから。
夜は月明かりが孤独を掻き消してくれるから。

おやすみ。愛してやまない私。


お題 : 狭い部屋　#10

君がずっとずっと好きだった。
でも、君に振られた。

こんなの「失恋」なんかじゃないし。

私はまだ君との「恋」を
失ってなんかないんだから。


お題 : 失恋　#9

「正直に言って!」

そう言って君を責めると、
君はすぐ涙目になりはじめる。
そんなとこがかわいい。

けど、いけないことは、
ちゃん言わなくちゃ。母親として。

「壁にクレヨンでお絵かきしちゃったのは誰!?」


お題 : 正直　#8