ねえ、私はどんな風に見えてたのかな
私は貴方のこと鮮やかに見てたよ
なんて痛いことも今なら言えそうなのにね
1ヶ月半ほぼ毎日会ってたのがバカに思えるほど
貴方は遠くなったよ
出来るなら私も貴方について行きたかったよ
貴方はどうなの
私に少しでも“顔みたいな”とか“どうしてんのかな”
とか思ったことあるのかな
あってて欲しいな
あーあ。逢いたいよ、すごく。
#正直
貴方といる1ヶ月半はほぼ雨だった
「雨男じゃん!笑」
なんてふざけて言ったり
それで貴方が
『親譲りかな??笑』
ってノリに乗ってくれたり
すごく楽しくて少し切ないような
一緒に帰った時間
離れるって分かってなにか
形に残る物があげたくて
すごく悩んで手紙と折りたたみ傘を
プレゼントしたよね
使ってくれてるかなんて分からないけど
その傘を見て私を思い出してくれたら
すごくすごく嬉しい
もう一度会いたいよ
飛んで会いに行きたい
ずっと雨でも良いから貴方と一緒なら
#降りやまない雨
貴方から
『俺あと1ヶ月なんよね ここにいるの』
『東京の大学院いくんよね』
って聞いた日
ボロ泣きしたよね
そこから1ヶ月 ほぼ毎日会って
最終日も会ってくれた
最終日 貴方は
「ばいばい」じゃなくて
『またね』だったよね
だからまた会える日を
楽しみに今を生きてるよ
#突然の別れ
あの時もっと攻めていたら
あの時余計なこと言わなければ
貴方の隣は私だったのかな
まさか貴方に彼女ができるなんて
思ってなかったから
ちょっとでも期待した私がいけない事も
いい感じって勘違いしてた事が
恥ずかしくて悲しくて嫌になってくるよ
#後悔
「3ヶ月前まではここ一緒に帰ってたのにな、」
なんてまた独り言呟いてる私がいる
貴方は私と帰ったことなんて思い出さないんだろうな、
私と撮った写真を見返すこともないんだろうな
それはそれでいいけど
たまに、たまにでいいから私の事も気にかけてね
貴方は
『受験期になると思い出すね』なんて
言ってたっけな
「できれば毎日思い出してほしいな」
なんて言えるわけないんだけど
#失われた時間