2/27/2024, 12:56:15 PM
現実逃避しようと目を瞑っても、
冷え切った心は温まり方を忘れたようだ。
2/24/2024, 11:18:43 AM
小さな命ってなんだろう。
物理的に小さいのか、論理的に小さいのか。
前者なら、虫を思い浮かべる。
後者なら、虫を思い浮かべる。
2/22/2024, 3:52:19 PM
俺の、おそらく人生で一番な相棒は、太陽み
たいな奴だった。どれだけ暗い場の雰囲気も明
るくする、太陽のような。
俺も、暗いところから勝手に引きずり出され
た人間だ。それ自体は、良かったとおもって
る。感謝してる。
ただ、あくまで全て過去形だ。
もうそんな相棒など、とうにいなくなってし
まった。
太陽を失った俺は、絶望の淵に未だに突っ立っ
ている。
* #太陽のような #22
2/21/2024, 1:15:02 PM
ズキっ…
何かが傷んだ。
▲▽▲
「とうとう出来たんだ…!」
液体の中にいる青年が、ゆっくりと目を開け
た。その青年はまるで逆子のようにゆらゆらと
揺蕩っているが。
青年が目を開けたことで仲間たちは声を上げ
た。中には、目をうるわせる者もいる。それも
そうだろう。何年かかったろう。ここまで辿り
着くまで。
「遂に、0から人間を造りだせたんだ…!」
後に、完璧と思われたこの青年の脳は〝感
情〟を持っていないことが発覚した。その後、
僕たちがどうしたかは…昨日話したんだよね笑
* #0からの No.21
2/20/2024, 2:36:08 PM
俺だけは、同情しといてやる。
これが、俺が最後に聞いた言葉だ。
口先だけの言葉は簡単だ。きっとここに来た
全員にそう言って、ここに来た全員の首を刎ね
てるんだろう。恨まれたくないのだろうか。自
分だけでも生きたいのだろうか。そんなこと俺
には関係もないが。
死んだら怨めるものも怨めねーよ。
そう思いながら、俺は闇に葬られた。
あーあ。なにもやってないのにな。
* #同情 No.20