もう一歩だけ、
満員電車に乗りたくても
はみ出そうな程
人の体が扉から膨らんで
とても乗れない。
中の方の人があと一歩
あと一歩進んでくれたら
一人くらいねじ込めそうなのに…
と、思う。
外にいる側はね。

(もう一歩だけ、)

ホントに見知らぬ街なんだろうか。
忘れてしまったわけでは
ないのだろうか。
最近自分の記憶が
ヒドク曖昧になってきた。
無呼吸症候群のせいで
記憶に問題でも
起こってるのだろうか。
頑張れシーパップ！

(見知らぬ街)

昨日、何もなかったのに
すっかり忘れてしまった。
ミッドナイトブルー。
稲光が映えそうな
空の色に違いない。

(Midnight Blue)

雷が光ってから音が鳴るまで
何秒だと、どのくらい離れてると
よくドヤ顔で披露する人いるね。
とりあえず
へー、そうなんだーと
言っておくけど。

(遠雷)

君と飛び立つ…
よくお題で
君となんちゃら
とかいうの出るけど
君なる存在がいない人間には
ハードルの高いお題だよね。
ま、いたところでその君が
一緒に飛び立ってくれる想像とか
全然つかないし。

…あ、飛行機。見知らぬ多数の君と
一緒に飛び立つ。

(君と飛び立つ)

きっと忘れない！
そう思ってて何度
大事な事を忘れたのやら。
絶対忘れるはずがない
どこから自信が湧くのか
自分でも分からない。
どこにしまった？
メモどこにいった？
私の脳はザルなのか。

なので、｢きっと忘れる｣
と、覚えておこう。

(きっと忘れない)