最近ウチは冷蔵庫を買い換えた。
詰め替えの際、なぜだか母は
一番上の棚によく使うものを
詰め込んだ。
使う度、小さい踏み台に
乗っかって取っている。

そろそろ詰め直しを
提案しようと思う。
でないと、こっちが
イライラするんじゃー！

(届かないのに)

トクレセンタボービ！

テーマを見た瞬間
脳裏をよぎった。
記憶の地図、もとい
地図の記憶。

(記憶の地図)

大きいマグカップを
持っている。
普通のコーヒーカップ
三杯分は入ると思う。
いつも食器棚に飾ってある。

ある日そのカップを使おうと
棚から出してみたら
カップの中にグラスが重ねて
２つも入れてあった。
まあ、場所取ってたわな。

(マグカップ)

もしも君がこの世からいなくなったら
笑うことが出来なくなるだろうか。
それとも、時の流れが
笑うことを思い出させてくれるのだろうか。
考えたくもないが
もしもではない。
いずれくる。

(もしも君が)

私が子供の頃
母が使ってた目覚まし時計は
時間になると
上品なメロディが流れてきて
ホントに起きられるのか
心配になる時計だった。

母はもうすっかり
そのメロディを忘れてしまって
口ずさんでも覚えていない。
誰に聞いても知らないと言われるので
きっとオリジナル曲。
いまだに耳がハッキリコピーしている。
今となっては
私だけのメロディ。

(君だけのメロディ)