玉子焼きを作ろうとして
器に卵を割りいれてかき混ぜようと
ヒビを入らせて殻をパカッと開いた。

どう目測を誤ったのか…

なぜか器からずれてシンクの中に落ち
生卵が排水口に流れていく様が
今も脳裏から消えてくれない。

(脳裏)

熱さを平然と透過する鍋つかみ。
ハシブトガラスのくちばしみたいに
可愛らし過ぎたので買ってしまった。
ガックシ

(意味がないこと)

誰かといるって心強い。
誰かといるって温かい。
誰かといるってメンドクサイ。

(あなたとわたし)

傘を持ってても
開くのが億劫な
柔らかい雨。
一向に止まないので
仕方なく傘をさす。

(柔らかい雨)

ああ雲の切れ目から、明かりが少し漏れてる
って歌詞の歌を昔聞いたことがある。
酷く落ち込んだ時に
偶然歌詞のような光景を目の当たりにして
少しだけ笑えるようになれたのを思い出した。

(一筋の光)