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11/1/2024, 7:51:20 AM

ようこそ、理想郷見学ツアーです。
普段は選ばれた者しか入れませんが今日は特別にご案内しまーす。
この分厚い扉を開くと…はい、ご覧下さい。
どうです、地上の楽園とはまさにこのこと。
鳥は歌い花は咲き乱れ、色彩豊かな景色に
全ての贅が約束された住環境、そして住まう方たちは
選ばれた善き人ばかり、一度住んだら止められません。

…はい?奥の塀と扉ですか?
この先は更に選ばれた方たちの住まう「超理想郷」です。
この分厚い扉を開くと…はい、ご覧下さい。
どうです、理想郷より全てがグレードアップした超理想郷。
あの理想郷にいる方たちだけが目指す場所です。

…はい?奥の塀と扉ですか?
この先は更に更に選ばれた方たちの住まう「極み理想郷」です。
超理想郷にいる方たちが追い求める究極の理想郷です。
もう、全てが究極の理想。理想オブ理想です。

…はい?奥の塀と扉ですか?
違う…?もうお帰り?そうですか、ここから本番なのですが…

本日は理想郷見学ツアーに参加頂き、誠に有難うございました。

(理想郷)

10/31/2024, 7:57:43 AM

正月2日は家を出た兄姉が来て、家族集まる日なのだが
そういうとき、よく家族で旅行に行った話が出たりする。

兄も姉も懐かしんでるが、末っ子の私は入れないことが多い。
ほら、行ったじゃん、あったじゃん言われても…。

よくよく聞いてみると赤ん坊だったとか、母のお腹にいたとか
ひどい時は、まだ存在すらしてないときのことが話題にあがる。
連れてってやったのに…とか言われても知らん!

もう、もったいないから赤ん坊を旅行に連れて行かんでくれ。
そして連れてった頭数に入れんでくれ。

(懐かしく思うこと)

10/30/2024, 7:08:59 AM

※血の表現が含まれます。ご注意下さい。

昔々あるところにお爺さんとお婆さんが住んでました。
ある日お爺さんは竹取りに
お婆さんは川に洗濯に行きました。

しばらくするとお爺さんは
血塗れになって家に帰って来ました。
家ではお婆さんが川に流れてきた桃を割り
やはり血塗れになっていました。

二人は川へ、血を洗い流しに行きました。
お婆さん「私の手を見て下さい、お爺さん…。私の手はちいっとも汚れちゃいませんよ?ほーっほほほほ!」
お爺さん「婆さんや、儂らはどう考えても被害者だのう…」

(もう一つの物語)

10/29/2024, 6:42:43 AM

いつだったか
風呂場の電球が切れた。
ストックがなかったので
緊急時に便利な
太陽光発電ランタンを使った。
風呂場がオシャレ空間になった。

(暗がりの中で)

10/28/2024, 7:13:43 AM

味覚糖の「純露」って飴がある。
べっこう飴と紅茶キャンディの二種類が袋に入ってるが
私がべっこう飴ばかり取っていくので
すぐに紅茶キャンディの袋になってしまう。

(紅茶の香り)

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