久々にウチの最寄り駅の隣の駅に行った。
ない…?ない、ない!
お気に入りのピザ屋が丸々無かった。
夫婦でやってたピザ屋さん。
生地が薄くてパリパリして
具が上品に乗ってたピザ屋さん。
何か自分の中で特別なとき
奮発して食べた、美味しくて涙した
メニューたくさんあっても
マルゲリータばかり注文してた
あのピザ屋が…。
少し先には超有名なピザ屋が生えてた。
そ、そうか。そうだね
仕方のないこと。
ただ、一つの心残りは
オススメのしらすピザを
一度位は頼んであげれば良かったなと。
(喪失感)
このウチは世界に一つだけの
私の居場所だ。
この世に生きること自体
仮の宿とも言うけれど。
団地だから全く同じのと左右対称のと
同じ部屋数の同じ間取りの同じ家が
たくさんあるのだけれど。
自分でここを買ったんじゃないけども。
このウチは世界に一つだけ。
私が居てもいい場所だ。
こんな場所があるなんて
私はなんて幸せ者だ。
(世界に一つだけ)
絶対欲しいガチャを引くとき。
宝くじの当選結果をチェックするとき。
尿意を催してるのにくしゃみが出たとき。
台所でGの気配を受信したとき。
セミファイナルをくらったとき。
一体どの位の心拍数を叩き出してるのか
興味はある。
(胸の鼓動)
鬼のパンツも
マイムマイムも
炭鉱節も
踊れますよ。
踊りましょうか?
どういうわけか何年経っても
振り付けがいまだに頭に残ってますんで。
上手下手を言わないでもらえればね。
(踊るように)
朝、母が歌いながら部屋に入ってきてカーテンを開ける。
朝です~窓です~光です~♪
ここから創作
小鳥の~おウチも~目が覚めた~よっ
よっで笑顔で揺すられる。
小さい頃、母がよくこうして起こしてくれていた。
とっくに起きてても寝たふりして待ってたものだ。
時は流れ、最近
朝、母は目が覚めると足がつってて
起きててもなかなか動けないらしい。なので
起きてるか~い、大丈夫か~い、起きれるか~い?
と朝起きて母に声をかけるのが日課である。
なんか歌でも考えるか?イラっとされそうだな。
(時を告げる)