言う側にしろ言われる側にしろ
この世に生まれた途端、全てがさよならの前段階。
出会って別れてまた会って
それでも最後はさようなら。
さよならを言う前に
出来ることをやるだけ。
それだけ。
(さよならを言う前に)
空は目に痛いほど青く、雲は堂々と白く
なんとも雑な夏真っ盛りの空模様だ。
こんな日はクーラーの効いた部屋から出ないに限る。
白熊か爽に牛マークの練乳チューブをでろーんとかけて
頭にキーンとはこないけど
おでこにツーンとくる激甘っぷりを堪能するのだ。
あ、でも国家コーラはゼロで。
(空模様)
「鏡よ鏡、壁鏡~!」
高校の時、女性の先生がそう言った途端
教室に爆笑が起こった。
なんだよ~
壁鏡~?
そんなんではしゃぐ生徒たちを横目に
釈然としない様子の先生。
笑いを取りに行ったのではないようだ。
白雪姫に登場する女王様の超有名台詞だと思うが
しかし私もカベカガミ~は聞いたことがない。
魔法の鏡で意思もある相手を種類というか設置状況みたいな
呼び方をするなど、いかな気位の高い女王様でもしないのでは?
鏡の機嫌を損ねること請け合いである。
地域的なものだろうか。先生の育ったとこでは
そう教わった?まあ無くはないと思うが。
今日のテーマを見てふと思い出した。
担任ではなかったよな、うーん。
何の教科の先生だったか、てか顔すらよく覚えてないのだが
その女性先生の「壁鏡~!」は一生忘れられないだろう。
ホント、そも何の授業であれ言ったんだろう?
(鏡)
いつまでも捨てられないものとは
その人の心を捉えてしまったものなのだろうか?
良きにつけ悪しきにつけ。
例えばこのパンのクロージャー。
名前があることにも驚きだが、唯一無二のこの形!
例えばこの永谷園の東海道五十三次カード。
芸術性の宝庫、目指せコンプリート!
例えばこのラップの芯、トイレットペーパーの芯…
いや、ついつい溜まってしまったものともいうな。まあ
冷蔵庫のドアポケットの小袋ワサビとか
冷凍庫の浅い引き出しのミニ保冷剤に
心を捉えられた覚えはない。
とりあえずトイレットペーパーの芯は
いい加減処分せねば。
(いつまでも捨てられないもの)
「誇らしさ」
それを持っていたらどうなんだろう。
満ち足りた気持ちになるのだろうか。
心の底がくすぐったいんだろうか。
晴れやかで清々しいのだろうか。それでも
プレッシャーや重荷を伴うんだろうか。
「誇らしさ」
失われたらどうなんだろう。
心に穴がポッカリと空くんだろうか。
無くなったことを自覚しては切なくなるんだろうか。
惨めで泣きたくなるんだろうか。それでも
枷が外れて動きやすくなるんだろうか。
「誇らしさ」
とりあえずそのアイテム、私の道具袋には入ってないので
取得方法を教えて下さい。
生まれ持ったもの?
努力?
何?
(誇らしさ)