1000年先?スゴいな。想像出来ないな。
一年365日として×1000=
365,000日!
…あれ?もっと凄まじい数字になるかと思ったけど
なんかそれほどでもない気がしてきた。
1000年先か。漫画とかアニメが古い芸術として語られてるかな?
(1000年先も)
母は「忘れな草をあなたに」という歌が好きだ。
私は死んだら忘れちゃってほしい。
私の方は忘れてしまうんだから
誰かの中に残っていたくない。
でも両親だけは私を絶対忘れないだろうから
両親よりは長生きしないといかんな。
母が「忘れな草をあなたに」を口ずさんでいる。
あなたに あなたに♪
勿忘草(わすれなぐさ)
私の住んでる団地の中にある公園は意外と広く
ベンチ、ブランコ、滑り台に砂場と一通りあった。
私の子供の頃は日のあるうちは必ず誰かが遊んでいたが
今ではいつ見ても人っ子一人いない。
静かに下がってるだけのブランコが、妙に寂しく感じて
乗ってみちゃおかなー、なんて気分になった。
ブランコに座ろうとする…
え、狭っ。嘘でしょ?幅が狭くて入らない。
まさかの私ブランコに座れなくなってた状態。
ショック…、い、いや、ここのブランコ小さいよな、うん。
ははは、はは…。仕方なく横向きに跨がって座るが
座面が思った以上に低い。
いわゆるヤンキー座りの体になってるよな、これ。
「ごめんよ」と早々に寂しげなブランコに別れを告げた。
(ブランコ)
自分なりのゴールに到達。
そこから先の移動手段が無い。
路銀が尽きた。
命が尽きた。
やんなっちゃった。
旅路の果ては色々だろう。
まあ、誰かの旅行に付いてったことしかない私は
誰かの旅路の果てしか知ることはないので。
とりあえず、自分の旅に出ないとな。
(旅路の果てに)
小学生の私に届けてあげたい「ガムテープ」。
出来れば声も送ってやりたい。
学校帰り、靴を隠されたら、上履き履いて帰っておいで。
上履きを外で履いてはいけないなんて守らなくていいから。
その時は上履きの底にガムテして帰ってきな。
剥がせば明日また普通に使えるから、気にしなくて済むでしょ。
靴下ダメにしたら、結構後々まで引くからさ。
笑って帰っておいで。
(あなたに届けたい)