「空を見上げて心に浮かんだこと」

仕事が終わって、空を見上げた

あ、星だ。

少し嬉しくなった。

帰っても誰も待ってやしないのに。
誰でも良いから帰りを待ってくれる人が居たら良いのになぁなんて考えながら帰路についた。

「優越感、劣等感」

誰かよりも優れてる。

誰かよりも劣ってる。

劣等感が優越感を塗りつぶしていく。

嗚呼、自分はなんて生きる価値のない人間なのだろうか。

「これまでずっと」

思い出すと苦しくなるような日々だね。

早く消えたいような。
居なくなりたいよ。

嫌な事は覚えてるんだけどなぁ。

暴力だったり。
嘔吐だったり。
希死念慮があったり。
対人関係とか。
恋愛とか。
趣味とか嗜好とか。
とある感情が嫌いで。
そう思ってしまう自分が1番嫌いだったり。

そういう事は覚えてる。
知ってる。

あーあ、また会いたいな。
そしたら優しく声をかけて。
「ただいま」って。
「勝手に行ってごめんね」って。

そしたら、みんな許せるから。

お願いだから、帰ってきてよ。

「一見のLINE」

ピコン

という音に反応し、動かしていた手を止めてスマホを見る。

誰だろうか

と内心ワクワクしていた。

だがそれは友人ではなくアプリの通知であった。
僕は少し落ち込んだ。

そんなよくある出来事。

「目が覚めると」

眠い。まだ眠い。
もう少しだけ。まだ寝れる。

そう思ってしまう。
そしてまた寝てしまう。

起きるとそこには誰も居なかった。
家族すら居なかった。

嗚呼、また寝過ぎた。

今度こそ起きよう。アラームもしっかりかけて、日が当たるようにカーテンも開けて。

寝ようとするが寝付けない。

おやすみなさい。

もう少し寝よう。まだ時間はある。