6/26/2023, 2:18:01 PM
「君と最後に会った日」
最後に君は「ごめんね」と泣きながら言った。
最後に君は「こっちに来ないで」と叫んだ。
最後に君は「早く死にたい」と嘆いた。
あんなにも笑顔だったのに。
あんなにも優しかったのに。
彼女は壊れてしまった。居なくなってしまった。
そんなある年の春。
彼に会わなければ彼女はまだ笑顔でここに居てくれたのだろうか。
僕らには分からない。
ただ彼女の幸せを願っていただけなのに。
6/25/2023, 3:00:16 PM
「繊細な花」
繊細な花とはなんだろうか。
私には思いつかない。
花といえばなんだろうか?
繊細といえばなんだろうか?
何時間かけても思いつかない、浮かばない。
強いていうなら、『人間』だろうか。
花ではなくなってしまったが、人間も実に繊細な生き物だと私は思う。
私は花の知識は皆無だが、人間については多少なりとも知っている部分がある。
良いところも、悪いところも、全てを含めて。
もし、不快にさせてしまったのなら大変申し訳ない。あまり気にしないで欲しい。
こんなものは、この世界に住んでいる1人の人間の戯言に過ぎないのだから。
6/24/2023, 1:09:30 PM
「1年後」
1年後、どうなっているかなんて誰も分からない。
他人も自分も、未来なんて分かりやしない。
生きているのか、死んでいるのか。
楽しい生活を送っているのか、苦しいのか。
世界はどうなったのか。
平穏なのか、それとも、、、
そういう風に考えることしかできない。
だが、思う。
どうせ、1年後も何も変わりやしないのだろうと。
生きていたくないと思いながら、死ぬ勇気などないまま、生きているのだろうと。
そう、思っているのだ。
6/23/2023, 5:17:33 PM
「子供の頃は」
嫌な記憶には蓋をして。
少しの希望を夢に見て、生きる日々。
あやふやな記憶。
夢なのか現実なのか、今の僕には分からない。
今日の事も過去になる。そして消えていく。