言葉はいらない。
ただ……
そばにいてくれたら、それでいい。
向かい合わせでお互いの顔を見つめるより、
肩を並べて同じ方向を見て過ごしたい。
一番近くに居る貴方と同じ景色を見ている。
同じことを感じている。
ただそれだけで、幸せ
あの子が好きだ。
でも、あの子はあいつが好きだ。
あいつは、こいつが好きだ。
こいつは、そいつが……。
好きなった人に振り向かれない。
あの子のせいではないのに、
その存在を恨めしく思う。。
誰も悪いわけじゃないのに……と、
やるせない気持ちにもなる。
誰も悪くないのに敵を作る。
何もされてないのに思い悩む。
それでいい。
それが恋愛なのだから。
人を好きになれたことを素直に喜べばいい。
海へ
君はいつだって神秘的だ。
いつも僕の心を和ませてくれる。
辛いことがあっても、君を見つめていると、
抱く悩みなんてちっぽけに感じられる。
生きる勇気を与えてくれるんだ。
君の広大さとそばにいるだけで感じられる
暖かさが大好きだ。
全ては君が居てくれたことで始まった
生命の物語を共に作られること。
幸せに想う。
これからもあらゆる生命の為に共に生きよう。
どんなに汚れた世の中であろうとしても。
地球より
どうして、うちの野郎どもは
いつも洗濯物が裏返しなんだ?
百歩譲って、脱ぐ時に裏返しになってしまうことは
否定しないが、元に戻せば良いだけだろう。
洗濯物を干す側の大変さなんて
なーんも考えていない。
「こんにゃろー!」って言うのは簡単だが、
気分も悪くなるので、裏返しのまま元に戻さず、
たたんでタンスにしまっておいた。
数日後。
どうして、うちの野郎どもは
洗濯物が裏返しでも気にせず着てるんだ?
裏返しの裏返しなので、見事に表になっているが、
これはこれで「こんにゃろー!」と言いたい気分に
なる。
ため息をつきながら、私は今日も洗濯物を干す。
いつか私の気持ちが裏返って、
あんた達の洗濯物なんて干してやんないって日が
来るだろうな。間違いなく。