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6/21/2023, 12:08:35 PM

あいつと同じ名前の色が好きだ。

って、言うとなんだか小っ恥ずかしい。
まるで自分が、ずっとあいつのことを考えているみたいで。

まぁ、いいさ。それでも。

あいつだってこっちのこと考えてるんだろうし。
お互い相思相愛ってことで。

6/20/2023, 3:09:02 PM

あなたがいるから、この苦しみがなくなることはない。
死んで楽になることもなく、後悔ばかり募る。
生きて、あなたを幸せにしなければと、
妙な義務感に駆られて過ごす。

あなたがいなければ、心が苦しくなることはない。
死んで楽になって、満足したことにする。
生きていても、妙な欠けを感じながら、
平穏で平坦な世界を、過ごしていたでしょう。

あなたがいる世界で生きる私は不幸せだ。
でも、あなたがいなければここまで、誰かを想うことはなかった。

あなたは呪いだ。それでいて救いだ。
あなたに救われるために、私は今日も願っている。
どうかあなたが幸せになれますように。

それで私は、やっと自分を救うことが出来るのだから。
苦しさの先にある救いでしか、私の心は、満たされることはないのだから。





























だから、「あなたがいたから」なんて、過去形になどしてやるものか。
「あなたがいたから幸せだった」なんて、きれいな思い出になどしてやるものか。

苦しさはまだ続いている。

「一緒に苦しんでくれる人がいる」なんて、
勝手に救われた気分になるんじゃない。
私はまだ、救われてすらいないというのに。
私のことは、救ってくれないくせに。

6/19/2023, 12:07:39 PM

濡れる貴方に傘を差し出しても、
きっと貴方は喜ばない。
冷える体を抱きしめたとしても、
きっと貴方は微笑まない。

相合傘はいらないから、
一緒に濡れてくれる人が欲しい。
温かい温もりはいらないから、
一緒に冷え切ってしまいたい。

きっと、貴方はそう言うのでしょう。

分かっているから、雨の中、一緒に踊ることにした。

6/18/2023, 11:51:15 AM

地面に落下した花は、何故あんなに汚く思うのだろう。
枝葉を伸ばして咲いている時は、あんなにも美しく見えたのに。

落ちたものは、皆汚い。
大切にしていた自分の肉体さえ汚く見えた。

6/17/2023, 1:22:53 PM

過去がなければここまで来ていない。
今がなければ次はない。

つまるところ、未来というのは、
ひたすら地続きの、「過去」と「今」から成り立っている。

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