『寒さが見に染みて』
寒さが身に染みて、家から出たくない。
もはや、家の中でさえも水周りには近づきたく
なくなる。
逆に暖かい物を食べたときに、その温かさが
冷えた体にしみて、そうこれだよっ、となる。
温泉に浸かるか、誰かの温もりでも感じられ
たらいいなあ〜。
『20歳』
はたち。成人を迎えるまでは、20歳になれば
大人で自立した人間になれると思っていた。
いざなってみると、確かに歩んできた道が
ちゃんと見えてきた。でもまだこれから。
後悔しても意味はないけど、20歳になるもっと
前からやっておけばよかったこともある。
昔の成人を迎えた方のほうが、自分よりも
本当に自立している気がして、それだけでも、何を
あんなに時間を無駄にしてしまったんだと後悔する。
大人になってからやるんじゃなくて、子供の
ときから、積み上げていくことが大事だったんだと
痛感させられた。
これまでの感謝の歳。学びの歳。
これからを見据える歳。成長の歳。
『三日月』
切れ長の三日月。
月の大部分が見えていなくても、あの細長い
シルエットだけで、夜空に際立つ。一部というのが
いい味になっているのだろうか。
三日月の浮かぶ夜空に、想いを浮かべるのも
楽しい時間かもしれない。
『色とりどり』
花も草も色とりどりだ。
同じようで、それそれ違う。それが良さだ。
人生も色とりどり。
学生の間や、組織の中に属している時は、
特に人と違うことが目立ってしまい、
それを嫌だと思うことがある。
だけど、その枠から出て、時が経ったとき、
違っていて良かったと思えることもある。
人と違ったからこそ、自分にしか歩めない人生に
辿り着ける。それぞれの良さを大事にできる
社会になれば、もっと生きやすくなるのにな。
『雪』
ひらひらふわふわの時の雪は、嫌なことが
あっても心を洗い流してくれる。雪がふると
落ち着く。君に会いたくなる。
君も同じ景色を見ているだろうか。