26風邪

季節変わりを感じるそんな日

ふとした拍子に罹ってしまう

そんな時期になったんだと

床につきながら考えた

25雪を待つ

ただ夜空を見上げて息をつく

微かな霧に覆われた

そんな夜空には雲があり

雪が降るかと思われた

24日は明日だが

ただ今日見れる雪を待つ

24イルミネーション

煌びやかな光が見える

その光のアーチの下には人がいた

その人は人を待っているのだという

既に嫌な予感がした

騙されているのではないかと思った

その人は既に1時間も待っていると言う

帰るよう促すも帰る気がないらしい

居場所は既になかったようだ

そんな人に感情移入し一緒に待つことにした

だが一向に誰も来ない

まるで世界から隔絶されたかのような

静寂と冷たさが身を包む

そんな中ただ2人アーチの下で

イルミネーションを見ていた

会話は無くただ傍に立っているだけ

だけど良い想い出になる気がしたんだ

人の最後は綺麗だと思ってるから

ただ2つの灯が消える

23愛を注いで

愛を知らない子どもに愛を注いだら

私にも愛を注いでくれるだろうか

それは愛を注がれたことがない私が考えた

たった一つの愛の注がれ方だった

愛は知っているだからこそ私は惨めで

酷たらしく生きているのだと感じる

この解決法は私が愛を注いでいる

そんな私の影響がないといいと思う

22心と心

繋がってると思ってた

意味もなく信じてた

たとえ関わりがあった人だとしても

あるとは言わなかったけど

断ち切られることの方が多いから

きっといつかなくなりそうだなぁ