今日のお題『君の背中』
前をずっと歩き続ける
少しだけ年上の君は
いつも僕を振り返って
置いてっちゃうよと笑っていた
いつか横に並べるようにと
願っては願っては追いかけ続けて
いつかは前で君を守りたいと
願っては願っては追いかけ続けて
前をずっと歩き続ける
少しだけ年上の君は
いつも僕を振り返って
怪我してないねと笑っていた
いつか横に並べるようにと
願っては願っては追いかけたのに
いつかは前で君を守りたいと
願っては願っては追いかけたのに
前をずっと歩き続けた
少しだけ年上の君に
年だけ追いついた僕には
君の背中だけが見えていた
振り返って笑う
君の背中だけが見えていた
今日のお題『遠く…』
遠くへ行きたい
誰も知らないところへ
神様 私に羽をください
日常に疲れて
日々を過ごすだけの私に
空の色は毎日灰色で
曇り空しか見られない私に
神様が私に羽をくれたなら
私はどこか遠くの 知らないところで
どこか遠くの 素敵なところで
小さな小さな小屋を建てて
一人で静かに暮らすの
神様が私に羽をくれたなら
私は毎日空を見上げて
雲一つない青い空も
たくさんの星が輝く空も
毎日色を変える空を見るの
だから遠くへ行きたい
誰も知らないところへ
今日のお題『誰も知らない秘密』
昨日みんなが遊んでた時間
お庭のすみのすべり台の下で
僕達は結婚をしました
シロツメクサの指輪を
あの娘にあげて
僕は折り紙の指輪を
あの娘からもらいました
誰も知らない パパもママも
もちろん先生も 友達だって知らない
僕達だけの秘密なのです
今日みんなでお昼寝する時間
みんなが寝てるお部屋のすみで
僕達は並んでおふとんで寝ました
僕の左手とあの娘の右手をつないで
おやすみを二人で言い合って
そして僕達は夢の中で遊びました
誰も知らない パパもママも
もちろん先生も 友達だって知らない
僕達だけの秘密なのです
今日のお題『静かな夜明け』
朝だ夜明けだ 鳥が囀る
寝袋飛び出し テントを出れば
夜の残った 冷たい風が
体を起こして 目を覚ませる
東を眺めりゃ 暖かな陽が
新しい日を 連れて来る
さあさ キャンプの朝が来る
今日のお題『heart to heart』
君はどうして泣いているの
君はどうして黙ってしまうの
僕はこんなにも愛しているのに
君はどうして不安になるの
不安になることなんてないのに
涙を流すことなんてないのに
愛されてる自信がないのは きっと
僕の愛が伝わっていないから
ほら来てごらん 僕のそばに
僕の腕の中に包まれてごらん
ずっと抱きしめて 愛の言葉囁くから
君も心の窓開けて heart to heart