今日のお題『やさしい嘘』
いつものように2人寄り添い
愛してる?ってきいてみる
愛してるって言うけど あなた
知っているのよ 嘘だって
ホントの愛なんてどこにもなくて
ずぶ濡れ傷だらけの私達
傷を舐め合うだけの関係
そうでしょ 愛なんて口だけ
お互いひとりきりだから
お互い嘘をつきあって
お互い恋人のふりしてる
お互いやさしい嘘つき同士
いつものように2人抱き合い
愛してるって囁きあうの
愛してるって言うけど わたし
きっとあなたを愛してないの
ホントの愛なんて忘れてしまって
ボロボロゆくあてない私達
寒さをしのぐだけの関係
そうでしょ 愛なんて見せかけ
お互い寂しすぎるから
お互い嘘をつきあって
お互い愛したふりをする
お互いやさしい嘘つき同士
今日のお題「瞳を閉じて」
瞳を閉じて 堕ちてゆく
深い深い闇の中
ひたすらひたすら堕ちてゆく
さみしくないの? いいえ全然
かなしくないの? いいえ全然
闇に揺蕩う 一人の私
闇に包まれ ぼんやりと
深く深く 堕ちてゆく
眠ることと死ぬことが似ていると
どこかの誰かが言ってたけれど
瞳を閉じたらやってくる
このゆるやかな無限の闇が
死後の世界だというのなら
あながち悪くもないかもと
ぼんやり私は思うのです
だから今夜も
瞳を閉じて 堕ちてゆく
深い深い闇の中
ひたすらひたすら堕ちてゆく
あんしんできるの? はい、とても
しあわせなの? はい、とても
闇に揺蕩う 一人の私
闇に誘われ 赴くままに
深く深く 堕ちてゆく
今日のお題『あなたへの贈り物』
愛を伝える そのために
幸せくれる あなたのために
私は櫛を 買ったのです
これをあなたに贈ったら
あなたは笑ってくれるでしょうか
愛を伝える そのために
幸せくれる あなたのために
私は鎖を 買ったのです
これをあなたに贈ったら
あなたは笑ってくれるでしょうか
これは聖夜の1つのお話
優しい贈り物の話
自慢の髪も形見の時計もない私
でも 1つだけ この愛だけは
あのお話の2人のように
あなたにあげることができるわ
だから あなたに贈りましょう
あなたを愛する この私を
だから あなたも私にください
私を愛する あなたの愛を
今日のお題『羅針盤』
僕という名の船に乗る
人生という名の海に出る
夢という名の宝物目指して
僕という名の船はゆく
時には進むべき道がわからず
暗闇しか見えない日もあるだろう
そんな時は羅針盤が
ポケットの中の羅針盤が
僕の信念を指し示す
ほら その先に見えるだろう
信念という名の北極星
そこから決して動かない
光り輝く目印が
今日のお題『明日に向かって歩く、でも』
真っ赤な夕焼け のびる影
走り抜ける子供 それから僕
みんな みんな 歩いてく
みんな みんな 時を歩いてる
僕が立ち止まって 後ろを振り返っても
時は止まらず ただひたすらに 進んでく
時は明日に向かってゆく
でも 僕は立ち止まってる
道の真ん中で 夕日に向かって
沈む夕日だけを見てる
時は明日に向かってゆく
でも 僕は立ち止まってる
立ち止まっても 明日はくるから
たまには時に 身を任せよう
空を流れゆく 白い雲
走り去ってゆく 自転車たち
みんな みんな どこかへ行くよ
みんな みんな 時を歩いてる
僕が寝転んで ただ空を見上げてても
時は止まらず ただひたすらに 進んでく
時は明日に向かってゆく
でも 僕は寝転んでいる
芝生の上で 青空を見て
雲が流れてくのを見てる
時は明日に向かってゆく
でも 僕は寝転んでいる
眠っていても 明日は来るから
たまには時に 身を任せよう
時は明日に向かってゆく
でも 僕は立ち止まってる
みんながせわしく 走ってくのを
ただぼんやりと見てる
でも
みんな歩き続けてる
君も僕も歩いてる
だからそんなに 急がないで
時の流れに 身を任せよう