今日のお題『明日に向かって歩く、でも』
真っ赤な夕焼け のびる影
走り抜ける子供 それから僕
みんな みんな 歩いてく
みんな みんな 時を歩いてる
僕が立ち止まって 後ろを振り返っても
時は止まらず ただひたすらに 進んでく
時は明日に向かってゆく
でも 僕は立ち止まってる
道の真ん中で 夕日に向かって
沈む夕日だけを見てる
時は明日に向かってゆく
でも 僕は立ち止まってる
立ち止まっても 明日はくるから
たまには時に 身を任せよう
空を流れゆく 白い雲
走り去ってゆく 自転車たち
みんな みんな どこかへ行くよ
みんな みんな 時を歩いてる
僕が寝転んで ただ空を見上げてても
時は止まらず ただひたすらに 進んでく
時は明日に向かってゆく
でも 僕は寝転んでいる
芝生の上で 青空を見て
雲が流れてくのを見てる
時は明日に向かってゆく
でも 僕は寝転んでいる
眠っていても 明日は来るから
たまには時に 身を任せよう
時は明日に向かってゆく
でも 僕は立ち止まってる
みんながせわしく 走ってくのを
ただぼんやりと見てる
でも
みんな歩き続けてる
君も僕も歩いてる
だからそんなに 急がないで
時の流れに 身を任せよう
今日のお題『ただひとりの君へ』
むかし先生が言ってた
君はただ一人しかいないと
社会に出たら言われた
君の代わりはいくらでもいると
ボクは本当にひとりなのかな
本当はボクは他にいるかも
そう悩んで生きてきた
ボクの代わりは社会にいて
ボクがいなくても明日は来る
でも ボクの明日はボクにしか
でも ボクの昨日はボクにしか
ボクはたくさんいるけれど
ボクにとってボクはひとりさ
それでいいさ だからいきてる
むかしある人が言ってた
あなたの代わりはいないのよと
でもある人はこうも言ってた
あなたの代わりはいくらでもいると
ボクは本当にひとりなのかな
本当はボクは他にもいるかも
暗闇に迷い込んでいた
ボクの代わりは君のそばで
ボクがいなくても君はシアワセ
でも ボクのしあわせはボクにしか
でも ボクの悲しみはボクにしか
ボクはたくさんいるけれど
ボクにとってボクはひとりさ
それでいいさ だからいきてる
みんなそうだよ キミもそうさ
だからいきてる そう ボクも…
キミの代わりは社会にいて
キミがいなくても明日は来る
でも キミの明日はキミにしか
でも キミの昨日はキミにしか
キミはたくさんいるけれど
キミにとってキミはひとりさ
それでいいだろ だからいきてる
今日のお題『手のひらの宇宙』
壁に飾られたたくさんの絵は
キミが描いたプレゼント
窓に置かれたたくさんの作品は
キミが作ったおみやげたち
キミの純粋な心が作った
たくさんの たくさんの 思い出たち
キミはどんな大人になるのか?
キミはどんな未来をつくるか?
その手のひらには限りない
可能性の星が輝いている
ボクの手のひらにはあるのだろうか
いろんな色の輝く星々
壁に飾られたたくさんの絵は
ボクが描いたプレゼント
窓に置かれたたくさんの作品は
ボクが作ったおみやげたち
ボクの純粋な心が作った
たくさんの たくさんの 思い出たち
ボクはどんな子供だったろう?
ボクはどんな思い出をつくった?
その手のひらには限りない
可能性の星が輝いていたはず
キミと同じ だけど違う
いろんな色の輝く星々
今日のお題『風のいたずら』
君と歩くこの渚は
君と出会った想い出の渚
君の帽子をぼくに届けた
いたずらな風が吹いた渚
覚えているかい あの時ぼくは
ありがとうと微笑む君に
はにかむことしかできなくて
覚えているかい あの日のキミは
僕の前に現れた女神
そう あの時からずっと
君と歩くこの渚は
君と出会った想い出の渚
ほら またあのいたずらな風が
君の帽子を空に飛ばした
ほら またあのいたずらな風が
あの日の女神にぼくを会わせる
今日のお題『透明な涙』
ある時雲は涙を流しました
その涙は雨となって
大いなる地面にしみてゆきました
大いなる地面にしみた涙は
草木を育て森を作り
動物たちが暮らしはじめました
ある時雲は涙を流しました
その涙は雨となって
いくつかの川に姿をかえました
いくつかの川にかわった涙は
やがてひとつに集まって
大いなる海になったのでした
雲が流す涙の雫は
汚れることのない透明な涙
美しく輝く涙の雫は
すべての元となる透明な涙