街
悲しい事があった時
前を向いて歩けない
アスファルトのグレーばかりが目に映る
賑やかな音も聞こえない
車が走り抜ける音
横断歩道の信号機が
青になった時の音
学生のお喋り
ほとんど聞こえない
嬉しい事があった時
先ばかり見て急ぎ足
すれ違う人の服の色
ずっと先ににある街路樹の色
色んな色を感じて歩く
坂を下る自転車のブレーキの音
駅へと急ぐ人達の足音
学校の始業のチャイム
色々な音がする
いつもと同じ街だけど
気分によって全然違う景色を感じる
やりたいこと
若くても年齢を重ねても
やりたい事があればやってみたらいい。
やってみてダメだったら
それはただ自分に向いていなかっただけ。
やらずに後悔するのか
やりたかったと思いながら人生を終えるのか
やらなきゃ良かったと後悔するのか
やってみて良かったと満足するのか
やってみれば分かるはず。
準備が出来たらやってみたらいい。
岐路
迷いなく生きてきた。
振り返る事なく生きてきた。
後悔しないよう生きてきた。
そう思っていただけだった事に
気付かされてしまうまでは…。
あの時どうしてこの道を選んだのか
今はこの生き方で満足しているはずなのに
もし時間を巻き戻すことができたのなら
戻って違う生き方を選んだら
もっと良い人生だったのかもしれない。
こんな事を考えてしまう自分は
なんて欲深い人間なんだ…。
世界の終わりに君と
世界が終わる事を知った。
終わりの前に何を食べたいとか
行きたい場所に行っておこうとか
やりたい事をやっておこうとか
頭を過ったけど
特別な事をするよりも
普段と変わらぬ時間に起きて
食べ慣れた食事をして
普段と同じように過ごすと思うけど
最後の瞬間まで君と一緒にいたい
最悪
早起きして
身支度して
余裕を持って家を出たのに
急なゲリラ豪雨に見舞われて
折角セットした髪も
この日のために買った服も
全部ずぶ濡れ…
あんなに晴れていたじゃん!
本当最悪…
傘もなく、途方に暮れた
約束に間に合わないけど
一度帰る事にするか…