喪失感。意外と無いな。
何も感じてない。
ただあれからお腹の辺りが変な感じ。
身体目的でも求められるなら嬉しいと思っちゃうんだ。
不純になったもんだ。私。
もう目的は問わないからわたしを離さないでね。
浮気しても言わないでね。
嘘でもいいから、私の前では私を愛してるフリをしてね。
私を求めてね。
離さないでね。
貴方の心臓の音、速かった。
あれうれしかったよ。
私、脈早くならなかった。
気づいていたかな。
最初から。
今までの胸の高鳴りは感じなかった。
でも、貴方が離れそうになった時勝手に涙がでてきた。
これで終わりにしたくなかった。
まだ貴方といたかった。
いや、私は私を見放されるのが怖かった。
離れないで欲しかった。
私を求めるのを辞めないで欲しかった。
また1人になりたくなかった。
だから、もう身体目的でもいいよ。
あの時にもう割り切った。
この恋に純粋は似合わない。
欲をいうなら、
遊びで終わりにしないでよね。
_喪失感
海賊王に憧れた少年は今、社会という波に飲み込まれ
かつての夢を忘れてしまった。
麦わら帽子の少年が描かれたあの本は押し入れのずっと奥にしまわれている。
彼はその事すらも忘れてしまった。
_麦わら帽子
人生の終点、今ここにあり
_終点
叶わなかった恋ばかりだから
未練がそれぞれにあってそれぞれに思い出がある。
でも全部ただのひとりよがりで
貴方と同じ思い出を共有したことにはならない。
共有できた思い出が同じ想いだったとも限らない。
あの時の嬉しさやちょっとしたことで傷ついたことは貴方はきっと知らない。
貴方はきっと何も感じていない。
全て私の中で完結している。
私が恋した貴方達は私じゃない誰かを想ってる。
未練も何も始まらなかった私と違って1歩先の未練を知ってる。
知ってる。
知らないでほしかった。
知っててほしくなかった。
私で知ってもらいたかった。
今はただ胸が痛い虚しい寂しい苦しい
もしも時間を巻き戻せるなら、まだ普通に話せる関係だったあの頃に戻りたい。
次は上手くやれる、なんて自信はないけれどもう一度だけあのキラキラした甘い時間に戻りたい。
あの歌に出てくる貴方の私だけに見せてくれるあの顔も
あの優しさも2人の思い出の場所だって何も無いけれど、
何も始まらなかった恋ばかりだけど
それぞれに想いがあってそれぞれが私を成長させてくれた。
いい思い出にできるように今は自分磨きをがんばるだけ。
_蝶よ花よ
夜中になると急に叫びたくなる。
身体を上下左右に動かせたくなる。
胸騒ぎがしたくなる。
腕は胸を叩きたくなる。
頭がぼうっとなりたくなる。
何も考えたくなくなる。
心が身体に動かされたくなる。
wantが無くなる。終止形になる。
僕は早く朝になって欲しいと願う。
_病室