教室に入ると誰もいない。一番乗りだ。
鞄を机の横に掛けて教科書や昨日の課題を出す。
そうこうしてる時に廊下から足音が聞こえてくる。
いつも朝は早くて2番乗りか一番乗りだ。
ニヤニヤが止まらない。なぜかって言うと、好きな女の子が二番乗りだから。大体僕かその好きな女の子のどっちかが一位か二位だろう。でも今日は僕がその好きな女の子に勝った。少しの間二人になれるこの朝の時間はすごく幸せだ。他愛のない会話などしたり、少しだけくっついでみたりしてる。
廊下から来たその子はやはり好きな女の子だ。でもいつも笑顔なその子は何故か泣いている。そして顔は傷だらけ。僕は今すぐ抱きしめたくなった。
この辛い気持ちや悩み、不安を全て遠い遠い空に向かって吹き飛んでいけーーー
僕が見た景色と君が見た景色。
同じ景色を見たはずなのに君が言った一言は、僕が思ったこと、感じたこととは全然違った。不思議だね
自分の頭の中では分かってるけど、それを文字にしたり、言葉にして話すことはすごく難しい。
例えば圧倒される程綺麗な景色み見た時。
美しくてこの感じなんて言うんだろって思ったこと。
そして本を読み終わったとき。
なんとも言えない切ないような感動するようなこの余韻に浸っている時。
僕は夏が嫌いだ。
何故なら暑いのが苦手な故に汗をかくから。
いや、汗をかくことは健康にいいし、老廃物を排出してくれて、基礎代謝もよくなる。
それと虫が大の苦手だ。一昨日部屋にGが出た時は心臓が止まりかけた。
でもそんな夏が嫌いな自分にも夏しかできないことがあって、少しだけ夏が好きになってきている自分がいる。
1.まず花火だ。
僕の家からは毎年8月になると花火が見える。
それを見る度にあ〜夏だなーと感心してる。一年に一回しかないこの日本文化は本当に美しいと思う。
2.夜の散歩。
僕は散歩が好きだ。頭がモヤモヤしたり、悩みや不安で押しつぶされそうになった時、スマホとイヤホンを持って、夜道を散歩している。冬は寒すぎてできないけど、
真夏の夜の散歩ほど、気持ちいいものはない。
3.夏休み。
学生達が喜ぶであろう、夏休み🌻
よっしゃゲーム沢山できるって思ったり、アニメを観まくったり、本を沢山読んだりできることだ。
ただ、ここには落とし穴がある。それは宿題だ📚
毎日の日記やドリルやワーク、自由研究。
これらには後回ししてしまって、いつも夏休みが終わる
3日前や2日前に終わらせていた。
懐かしいそんな夏だね🍉