時雨

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9/29/2024, 11:56:35 AM

静寂に包まれた部屋
深く淀んだ部屋でいつの日かを思い出す。
頭上からひらひらと桜が舞う。
こんな時期に珍しいな…
窓の外を見上げると葉の無い木が立っていた。
春に死んだ君のこと。
まだそこにいるの。

9/28/2024, 10:17:27 AM

別れ際にちゃんとありがとうって言えたら、
どれだけ良いだろう。
素っ気ない返事だけしたけど。
今からでも戻ってちゃんと伝えられるかな。
駅に電車が近付いてくる。
改札の向こうにまだ君がいたなら。
ああ。そこにいたなら。

9/27/2024, 12:01:34 PM

水滴が瞼の上に落ちる。
急に降ってきた雨に君はびっくりする。
「急げ!」
笑いながら走る君を追いかける。
「止んだね」
通り雨が過ぎた後に。
空は青く澄んでいた。

9/27/2024, 8:55:07 AM

秋 秋 秋
小さい秋見つけた
小さすぎる。極小サイズ。
いつまで夏なのかな?
やっと涼しくなってきたと思って。
ぼーっとしてたら冬が追いかけて来るよ。
もう9月って夏なんだよね。
秋って10月しかないんだよね。

9/25/2024, 11:57:13 AM

窓から見えていたのは。
桜。
写る景色。
可愛いなって見ていた君の笑顔。
いつの間にか卒業していたけど。
好きだったなあ。

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