時雨

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8/22/2024, 11:09:03 AM

愛の裏返しとは呪いだ。
綺麗な桃色をした愛の裏は禍々しき黒だった。
愛が強くなりすぎてしまった。
支配。束縛。愛に対する嫌悪感。
ただキスをするだけでも。良かったのに。
ただ傷に変わっていってしまった。
ただ手を繋いで居たかったのに。
ただ重い鎖に繋がれて痛い。
君とデートするのがキスするのがHするのが。
どれだけ幸せか。
愛という名前を纏った呪いが。
どれだけ怖いか。

8/21/2024, 2:31:53 PM

鳥のようにこの空を切って。
風を感じながら、この青を飛びたい。
鳥なら気持ち良くて、穏やかで、
何にも縛られることはないんだろうな。
そう窓の外を見ながら考えてたあの頃。
小鳥の涙のように淡くて、儚くて、脆い祈り。

8/20/2024, 10:39:09 AM

さよならを言う前に。
君の口から「愛してる」って言って欲しい。
もう二度と君と言い合える日が来ることは
無いから。
そしてもう一度抱き合って。
そして君の笑顔を見せて。
最後に目に焼き付けておきたい。
最期に。私を泣かせないで。
笑わせてよ。この顔のまま送りたくない。
ほら、もう朝日が昇ってるよ。
嗚呼。君と今日を。生きたかったなあ。

8/18/2024, 10:16:08 AM

鏡に映るのは私。
ああ。もっと目が大きければ。
もっと鼻筋が通ってれば。
もっと。もっと。もっと。もっと。もっと。
糞が。何なんだこのブスは。
ブスブスブスブスブスブスブスブスブスブスブス
「腹立つ。」
私を殴る。
割れてしまった。

8/17/2024, 10:38:04 AM

捨てられない。
遺品整理をしていたとき。
一つ一つを見る度に私の中に記憶が流れ込む。
「懐かしいな。」
君のいない世界で。
君が遺してくれたもの。
捨てられる訳がないじゃん。

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