タイムマシンか…
四畳半タイムマシンブルースという小説を読んだ
ことがある。
そこでは未来でもなく大昔でもなく、昨日に
行くのだ。
理由は読めば分かるが。
タイムマシンが創られても最近をうろちょろする
だけなのではないか。
多分自分が使ってもその程度だろうなと。
そう思ってやまないこの頃。
君の心を盗めたら良い。
そしてこの夜を自由に歩きたい。
君の胸の当たりからドプっと手を入れて。
君の綺麗で繊細な心を大事に持ち帰って、
金庫にでも入れておこう。
そしたら君は僕のものになって。
僕は君のものになる。
だから。
今、君が一番欲しい。
私の名前はキラキラネーム!
保育園の頃までは自信を持って自分の名前を
言えていた。
ただ自分の名前が嫌いになったのは小学生になってからだった。
皆から名前を馬鹿にされるようになって。
自分の名前っておかしいんだなって気づき始めた。
私は母に言った。
「なんでこんな名前にしたの?」
「名前を変えて。」
そしたら母は。
「ふざけるな!私達がどんな思いで名前を
付けたのか分かってんのか!大切な名前を変える
なんていってんじゃねぇ!」
─────はぁ?
その名前のせいで嫌な思いしてんのはこっちだよ。
黙れよ。
私は改名することを決めた。
僕の視線の先にはいつの間にかきみが現れる。
偶然か。僕がきみを求めているのか。
そしてきみの視線の先には…
ああ。あいつか。
そういえばあいつもきみが好きだって言ってたな。
手伝うしかないな。
好きなんだから。
散々恋愛しとけよ!
もう、涙が溢れそう。
ねぇ。貴方は私だけを愛してくれるでしょ。
当たり前だよね。
それでいいの。
私も貴方だけ愛してるから。
貴方は私だけと一緒にいれば良いの。
そうだよね?
ね?
絶対だよね?
じゃあこいつだれ?
私が一生懸命貴方の後をついて行ったら。
他の女と一緒にいたよね。
え?
gps付けといて良かったけどさ。
は?
何のつもり?
私だけを愛してくれるんでしょ?
ねぇ言って。
じゃないとこの部屋から出さないよ?