優しくしないで。
彼ら…僕の初めての友達と遊んでいると
彼のお母さんがアイスをくれた
初めて食べたが甘くて、しかしさっぱりとしておりとても美味しかった。(今思えばあのときから俺はアイスが好きになったのかもしれない。)
ただ門限に遅れてしまい、お母さんを心配させてしまった。その日はいつもより心配されたからか鮮明に覚えている。
〜それから何年か経ち〜
お母さんとご飯を食べていると知らないおじさんが来た。
どうやらお母さんはルールを破ってしまったらしい
…自分以外には厳しいのに(ボソッ
それでおじさん…お父さんは僕を連れ出してくれてから僕は
■■辰哉から常盤辰哉に成った。
ただ父さん,どうか俺に優しくしないでくれその優しさに甘えてしまうとどうしても……母さんを嫌いになってしまいそうなんだ。
届かぬ想い
……私はボロ小屋で生まれた。
特別お金を持っていたりしなくてもお母さんが1人でも頑張って私を育てて,愛してくれる。それだけで満足だった
……だけどせめて、せめてお母さんに恩返しを出来ればと手を汚したお金をを稼ぐ為にもう何人の人を裁いたかもわからない
…………ねぇお父さん,お姉ちゃんはもう居ないの。だからだからねぇ
私を見てよ
遥か遠くの空へ
眠りから覚めて最初に見たのはもう世界には居ないはずの彼の顔だった。
だがしかし彼はもう居ない,所詮彼に顔が似ているだけと思い直す。
「俺と一緒に世界を取らないかい?」
………嗚呼本当に■■■■■に似ているね君は。
良いとも,私は天を泳ぎながら見守っているから頑張ってくれ我が主
……大空よ,どうかせめてこの子を見届けさせてくれ。
〜終〜
題 『誰よりも,ずっと待ち侘びた』
眠る,眠り続ける。
…もう,何年経ったのだろう
あの子が私を眠りにつかせてから
眠る眠る眠る眠る眠る眠る眠る眠る眠る眠る
眠る眠る眠る眠る眠る眠る眠る眠る眠る眠る
眠る眠る眠る眠る眠る眠る眠る眠る眠る眠る
ねむるねむるねむるネムル。
あの子はいつになったら私を…いや嗚呼そうか彼は人間だからもう遥か遠くに眠りついたのか。それは…とても残念だね,
もう彼を乗せて空を泳げないのか。
……………おや?
嗚呼君が…
終
題 「これからも、ずっと…」
「……相棒,君はこれからもずっと,ずっと俺と一緒に居てくれるよね?」
ふと俺は麻婆豆腐の入ったスプーンを止めて彼に問いかけた。
「うーん…弟を見つけたら旅立つ事になるけど…絶対,絶対にまた帰ってくるから。その時はまた一緒に食事でもしながら話そうよ,」
彼はそう,軽く質問に対して答えになってないような答えを返して来た。
「……そっか。それじゃあ俺は待ってるから
いつでも,俺を思い出してまた会いたいって思うなら来てよ,……なんか恥ずかしいね!
ここは俺が払うよ。」
……嗚呼思いの外麻婆豆腐は辛かった。だから涙が出たんだ。これは別に別れへの悲しみでもまた会える喜びでもないに決まってる。
………だから,ずっと待ってるからまた来てね。相棒?