時雨(14)

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4/10/2024, 10:50:24 AM

春爛漫。桜の花は満開。入学式。一番下っ端でいたい、可愛がられていたいという私の我儘な願いが時の流れによって聞き届けれることはなかった。
自分の存在を、存在意義を超える可能性を秘めた者を迎えるのが怖い。これ以上、抜かれたくない。
臆病?意気地なし?我儘?  とんでもない!だって私、人間だもん。

お休みなさい。

4/9/2024, 10:12:42 AM

誰よりもずっと容姿が整っていて、
誰よりもずっと魅力的で
誰よりもずっと頭が良くて、
誰よりもずっと運動神経が良くて、
誰よりもずっと才能に溢れいる。
そんな人になりたかった。
自分に嫌気が差す。でもまあ、生きてるだけで表彰者だと思う。
悪口の一つも解決できない弱虫な自分。人の心を読んで怯えているくせに強がっている自分。やなやつ。変なやつ。
そんなこと、私しか言ってくれないよ。

お休みなさい。

4/8/2024, 10:19:10 AM

大好きな人へ。

新学期が始まった。
二年生だよ。 あっという間。
新しいクラス 新しい担任 新しい教室
その中で、私が心許して話せるあなたは今、どこで何をしているのだろう。
ゲームしているだろうか、漫画を読んでいるだろうか、頭が良いから勉強?
新クラスが始まって、張り出された紙を見たときの気持ち。びっくりしたよ。大好きだったクラスと、先生と別れてしまったけれど、あなたが同じクラスで本当に良かった。
いつ来てもいいんだよ。待ってるから。大丈夫、大丈夫。焦らなくていい。
私も、あなたも気まぐれだけど、会ったとき、笑えるといいね。

お休みなさい。(♥、いつもありがとうございます。)

4/7/2024, 10:12:52 AM

夕日。太陽が沈む。一日が終わる。何回目だろう。今までに何回地球は夜を迎え、朝を迎えただろう。
夕焼け空。こがね色の夕焼け空。
私は、明日を迎えられるだろうか。
憂鬱な学校生活がまた、始まる。

お休みなさい。

4/6/2024, 10:27:09 AM

私は、人間に恋のような感情を抱いたことはないからドキドキするとか、緊張するとかの感覚は分からない。でも、君の目はとても透き通っていて、少しつり上がっているその目が私は大好き。ヘーゼルの目はとても綺麗で、人間にはない輝きがある。学校と言う場所に場違いなくらい明るい目をしている君は私と初めて会ったとき、何度も鳴いて何かを言っていた。人間の私には正確に何を言っていたのかはわからないけど、苦手な学校に行くことが少し、いや、とても楽しみになりました。君は気まぐれだから毎日はいないけれど今日、今、何をしているのかな?って考えるとワクワクします。
君が学校に姿を見せなくなって二ヶ月程になった。私、もうすぐ中2だよ。食べられていますか?暖かい場所はありますか?病気になっていませんか?

生きていますか?

ほんの子猫だから知らないことだらけ。雨の避け方も、カラスに見つからない方法も。    だけど、      私は、      君が好きだよ。 

お休みなさい。   

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