四四〇

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2/22/2025, 1:00:41 PM

最悪のお天気が最高に変わる。

7色に見えたことなどほとんど無い

曇天にかかる空の橋。

見れただけで嬉しいのに

こんなに浮かれているのは

私の日常を虹のように彩る

君と一緒にいるからかもね。

–君と見た虹–

2/12/2025, 11:21:42 AM

似ている。

少し似ている。

もしかして私か。

私だったのか。

隣にいるのは誰だ。

どこで、何をしていた。

記憶にない確かな記憶。

少し微笑む私に似た誰か。

私も少し微笑む。

あなたの記憶になれるように

いつか、いつか、なれますように。

–未来の記憶–

8/23/2024, 12:43:02 PM

広くて怖い

何かが押し寄せて

何かが引く

それをひたすら繰り返す

人間社会を捨て

心を空っぽにしたいのに

どうしたって押し寄せる

不安

引いていくのは

安心


–海へ–

8/21/2024, 4:51:01 AM

その言葉は次が2度とないと示唆する
魔法の言葉かもしれない。

悲しさと思い出を噛み締める
魔法の言葉。

この言葉を紡いでしまえば

もう私と貴方に繋がる糸が切れる。

振り返って、なにもなくなる

貴方と景色を焼き付ける。

自身の辞書を沢山開いて

ふさわしい一言を。


–さよならを言う前に–

8/19/2024, 4:35:00 AM

外面だけを見たままに映す
不思議な道具。

どうも私は笑っている。

笑顔が一番だとよく言われる。

誰だって笑顔が似合う

心まで映してくれたら

こんなに泣かなくて済む。

たまには嫌な姿すら見せてしまいたい。

笑ってなどいない。

笑ってなどいられない。

–鏡–

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