四四〇

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8/13/2024, 6:13:44 AM

声色となんら変わりない。

声が音符になり

声ではないもので

君が話しかける。

実に君らしい。

五線譜に描かれる

君らしい音色を

君の声ではない声で

私は酔いしれる。


–君の奏でる音楽–

8/4/2024, 2:04:46 AM

空を飛んでおこう。

嫌いな事、仲良くお話ししてよう。

普段言えない愚痴も

たくさん言葉にしよう。

色んなところにコロコロ移動して

覚醒してしまう前に

なんでもやっておこう。

現実が押し寄せる

太陽を目にしてしまう前に。


–目が覚めるまでに–

8/2/2024, 4:30:36 AM

陽の光を沢山浴びるために、

わざわざ早起きして

カーテンを開けよう。

涼しいうちに、

少しの散歩をしよう。

洗濯物が廻る音を聞きながら

日差しと朝食を食べよう。

突然の豪雨に恐れながら

太陽を浴びよう。

–明日、もし晴れたら–

7/25/2024, 9:56:47 AM

確認しないと不安で不安で

確認するほどの仲なら

そんなものないんじゃないか

なんてまた不安になって

確認された時には

上手いように扱われてるんじゃって

また不安になる。

意思疎通が目を見ただけで

できるようになったら。

なんて、

いつまではぐくめば。なる。

–友情–

7/24/2024, 12:45:19 AM

それはまるで笑顔で。

それは才能のようで。

ずっとずっと根を張っていた事が

たった数瞬間のために

その瞬間を愛でるように

その時を噛み締めて

また枯れるまで

–花咲いて–

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