1/20/2024, 7:50:10 AM
思い出す顔と声と温もりじゃ
もう物足りなくて
電話越しでは
満足できなくて
目を見て話したくて
抱きしめてほしくて
手を繋ぎたくて
君に
–君に会いたくて–
1/19/2024, 7:08:45 AM
過去を振り返る
そんな悲しいことをわざわざ綴る。
「自分はこんなにも不幸だったか」
そう思いたくないし
「あんなにも幸せだったのに今は…」
そう思うのも嫌だ
記憶を風化させないメモは
いつだってちょっと牙を向かせる。
–閉ざされた日記–
1/18/2024, 5:13:36 AM
冷たく。力強く。
一体どこにそんな力があるのか。
何もかもお構いなしで吹き荒れる。
冬の便り。
凍える季節を演出する風は
いやでも私たちに寒さを知らせる。
–木枯らし–
1/17/2024, 5:58:45 AM
思わず見惚れる
音が研ぎ澄まされる
声も思考も行動も
脳が全てを停止させる
一言で表すのが
こんなに難しいのに
出てくる言葉はただ一つ。
その言葉に凝縮されている
–美しい–
1/15/2024, 1:57:43 PM
美しさも残酷さも
立派なストーリーもある。
進化と退化を繰り返し
終わりをゆっくりと眺める。
残酷だ。残酷だと嘆く一方で
何も知らずに楽しく過ごす
そんなことも知らずに生きる
誰かを馬鹿にしていないと
生きても行けない
悲しいが埋め尽くす
そんな世界
–この世界は–