一番の得意分野。
でも一番嫌いな自分でもある。
何でこんなことが得意になったんだろう。
いつだって周りに合わせる。
その裏の事情なんて自分しか知らない。
自分の味方な自分のはずなのに
首を絞めることをしちゃう。
その方が上手くいくから。
その方が楽だから。
「どうかした?大丈夫?」
大丈夫に見えるなら
「大丈夫」
今日も
–何でもないフリ–
随分と楽しそうに見えるね。
なんだか羨ましい。
お互いがお互いのことを
思い合ってるのかな?
それともありのままでいられる
そんな場所なのかな?
それとも…
誰かが我慢した上に
やりたい放題で
本音を隠したままの
集団なのかな?
みんなが本音を言えず
成り立ってる上辺の関係なのかな?
本当に楽しそうかな?
本当に羨ましいかな?
–仲間–
協力しないより
マジだから。
たくさんの意見があって
正解に近づく。
一人が独裁してたって
意見を握っていたって
じゃあ他の人は
なんのためにいるの?
より多くの人がいい思いをする
そんな場所であってほしいから
何かできることなら
一緒に協力するよ?
だからほら
–手を繋いで–
感謝の気持ちがあるのに
気持ちに答えてあげられない。
それは私のわがまま
私の我慢の限界。
どちらから先に伝えたって
結果は変わらないけど、
それでも先に
感謝を伝えたい。
でも、ごめんね。
もう限界なんだ。
想いに応えられないほど
心が何かを拒絶してる。
相反する気持ちを
それでも感謝を
そして残念な結果を。
あなたに。
–ありがとう、ごめんね–
広くもない部屋を
贅沢にも使って
わざわざ角っこに寄る。
ドアからも窓からも
離れた場所。
そして充電器が近い
おすすめのスポット。
当たり前なのに
そりゃそうなのに
「1人で寂しいよ。辛いよ。」
なんて思いをしながら。
外に飛び出す勇気が欲しいと
思いながら
ドアからも窓からも
離れた場所。
ここで今日も
心の病と戦う。
–部屋の片隅で–