四四〇

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11/4/2023, 10:28:12 AM

枯れ果てた木に
ほんの少しの銀杏の葉。

雨も降りそうな
暗い曇り空で

マフラーが役に立ちそうな
木枯らしが吹いている。

犬の散歩した老人が
公園を横切る中、

特に用事もなく私も
コーヒー片手に歩いてる。

絵に描いたような
寒くて冷たい秋。

–哀愁をそそる–

11/3/2023, 4:14:20 PM

普段見れない自分の実態を
見せてくれる特別な代物、

今の自分は
どんな風に映ってるかな?

笑顔は泣いてないかな?

怒りは怒ってないかな?

悲しみは空に投げているかな?

自分を演じているかな?

なんだか霞んでよく見えない

自分って

こんなに酷い顔、だったかな?、
–鏡の中の自分–

11/2/2023, 11:41:06 AM

本を読む。
頭を少し働かせて
作者と自分の意思に
世界を作り上げる。

きっとこんな世界が広がっている…
そんなことを夢見てみる。

活字を読んでる間に
どんどん眠くなってきちゃって

世界をそのまま夢に見る。

頭の世界が目に広がる様子を
しおりに挟んで。

おやすみ。

–眠りにつく前に–

11/1/2023, 10:15:34 AM

「死んだらどうなる?
そこで終わるのか。

意思のない世界って
どんなだろうか。」

嗚呼また言っている。

こいつは何度だって
同じことを繰り返す。

「俺は世界を知らずして死ぬ」

同じことを言う。

こいつは何度だって
同じことを繰り返す。

そしてまた
そしてまた

そして私は
また言えないまま

こいつの「そしてまた」を
見続ける
–永遠に–

10/31/2023, 12:29:17 PM

ここでなら
どんなことでも叶う。

でも何が理想か
分からない。

自分の理想とは何か。

思い描く社会とは。

そんなものが見えていないから

ここはくすんで見えてしまう。

理想がないなら仕方ない。


大した強い望みもなく
のうのうと生きてるあなたへ。

薄汚れた現代社会へようこそ。
–理想郷–

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