皆んなが寄ってくる
憧れの花のように。

香りから近づきたい。

私も花になる
そんな準備。

–香水–

そんなものなくても
想いが伝わる

そんなものじゃないけど

…

…

ね、

安心するでしょ？

気が向いたら話してね。


–言葉はいらない、ただ・・・–

待て待て待て

部屋の掃除はもちろん

髪型も服装も

あまりにもありのままだ。

どんなに仲良くても
切り取って見せている
私の明るい部分。

見せていない
暗い部分

そんなものが見えてしまう。

でも君は

そんなところを心配して

来てくれたんだね。

–突然の君の訪問。–

私達のために
そこにずーっと
手を合わせて
立っている
お地蔵さん。

そりゃ

傘を被せたり
寒くないように
服を着せたり
ニット帽かぶせたり

するってことよ。

こんな日でも
いてくれるんだから。
ね。

–雨に佇む–

見返す

どんな今日に
感想を抱いていたのか

どんな興奮で
過ごしていたのか

ひらく　

綴られるのは

悲しい毎日。

あれ？
毎日こんなだったっけ

こんなに

つまらない人間で
つまらない日々だっけ

–私の日記帳–