四四〇

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6/30/2023, 1:22:54 PM

張り巡らされたたくさんの赤い糸
でもあの子は嫌いだからプツン。
アレは私に向いてないからプツン。
アレも興味ないからプツン。
コレは大事にしたいから取っておこう。

知らない間に私から解けちゃった糸があれば
最近引っ張られた糸もある。

「運命」が。
私の歴史を作った運命が

私を縫い付けて
私を作ってる。

–赤い糸–

6/29/2023, 1:31:24 PM

青い空に真っ白なもくもく。
嗚呼夏が来たんだなぁ。

夏を知らせる雲が
好きだった。

青い空に真っ白なもくもく。
嗚呼雷が鳴るのかなぁ。

雷雨をお知らせする雲が
嫌いだった。

青い空に真っ白なもくもく。

今度は何を知らせてくれる?

–入道雲ー

6/28/2023, 11:28:07 AM

暑い 暑い 暑い …
恐ろしいほど虫は元気だ
燃え上がるほどの炎天下
またミミズがコンクリートにやられてる
赤く光るランプは病院行きだろう

こんなに灼熱なのに
夏といえば青を想像する。

青い空、青い海
プール、かき氷
涼を求めてる。

暑さを誤魔化そうとカラフルにもなる。
ヨーヨー、夏祭り
花火、提灯

そして桃色に色付く
君との距離

–夏–

6/27/2023, 12:16:11 PM

怖くて不安だ
何が不安か知らないけど
とにかく不安だ。

家の人も怖い
お外も怖い
知らない人も怖い
知らない場所も
知ってる場所も

「何が怖いの?」
「何が不安なの?」
その言葉すら怖い。

逃げたい場所も分からない

私という存在と歴史を忘れて
安らぐ場所がほしい

–ここではないどこか–

6/26/2023, 2:28:31 PM

確かにあった事実と
わたしの思い出補正。

それが折り重なって
いつまでも忘れられない
そんな日になってる。

私の中のあなたはあの時のまま。

君には忘れていてほしい日
わたしにはいつまでも
覚えていてほしい日。

–君と最後に会った日–

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