突風に乗って 悩みが 吹いてきた
次の強風で 悩みよ 飛んでいけ。
追い風に乗って 試練が 飛んできた
次の追い風で 試練に 後押し 吹いてくれ。
春一番に乗って 恋心が 吹いてきた。
次のそよ風で 彼に 想いが 届けばなぁ。
季節風に乗って 新しい一年が やってきた。
次の風を 乗りこなして
私 大人になぁれ。
–風に乗って–
瞬き、 一瞬。
目があって、 一瞬。
声かけひとつ、 一瞬。
花が散って、 一瞬。
花火上がって、 一瞬。
名前も知らない貴方に、 一瞬。
心も 時も 奪われた。
すれ違って、 一瞬。
さよならして、 一瞬。
もう会わない、一瞬は
一生続く、 刹那。
–刹那–
この世に生を受けるのに
もっと低い確率の中から選ばれて
生まれてきた私。
どんな確率よりも低くて
どんなことよりも尊い事
生きる意味は
死を迎えるまで
その確率を誇らしく思う事。
私は、
生まれてきた時点で
人生の運は全て使い切っちゃってるの。
世の役に立てなくても
私を誰も必要としてなくても
使い切った運の確率と
その確率でできた心臓が私を必要としてる
十分呼吸をする意味になる
はずなの
–生きる意味–
良かれと思ってやることは
誰かにとっての悪
悪いことだと決めつけたそれは
だれかにとっての善良
「善悪の区別もつかないのか」
絶対の悪もなくは無いけど
一方向からしか見ていないその善良は
悪になり得る危険なそれ。
、
「あなたのためにやったのよ」の善良は
実は自分の為の善良、相手の悪
、
その悪は人を救う為の善良。
そして、
私の発言は
人を傷つけまいとする善良のような悪。
–善悪–
見ている流れ星は
何万年と前の流れ星。
「あ、流れ星!お願い事しなきゃ」
手をぎゅっと握ってお願い事。
何万年前の星にお願い事。
そしてね。
きっとその願いが届くのも
何万年。
すっかり忘れた頃に
きっと願いは叶ってるよ。
–流れ星に願いを–