瞬き、 一瞬。
目があって、 一瞬。
声かけひとつ、 一瞬。
花が散って、 一瞬。
花火上がって、 一瞬。
名前も知らない貴方に、 一瞬。
心も 時も 奪われた。
すれ違って、 一瞬。
さよならして、 一瞬。
もう会わない、一瞬は
一生続く、 刹那。
–刹那–
この世に生を受けるのに
もっと低い確率の中から選ばれて
生まれてきた私。
どんな確率よりも低くて
どんなことよりも尊い事
生きる意味は
死を迎えるまで
その確率を誇らしく思う事。
私は、
生まれてきた時点で
人生の運は全て使い切っちゃってるの。
世の役に立てなくても
私を誰も必要としてなくても
使い切った運の確率と
その確率でできた心臓が私を必要としてる
十分呼吸をする意味になる
はずなの
–生きる意味–
良かれと思ってやることは
誰かにとっての悪
悪いことだと決めつけたそれは
だれかにとっての善良
「善悪の区別もつかないのか」
絶対の悪もなくは無いけど
一方向からしか見ていないその善良は
悪になり得る危険なそれ。
、
「あなたのためにやったのよ」の善良は
実は自分の為の善良、相手の悪
、
その悪は人を救う為の善良。
そして、
私の発言は
人を傷つけまいとする善良のような悪。
–善悪–
見ている流れ星は
何万年と前の流れ星。
「あ、流れ星!お願い事しなきゃ」
手をぎゅっと握ってお願い事。
何万年前の星にお願い事。
そしてね。
きっとその願いが届くのも
何万年。
すっかり忘れた頃に
きっと願いは叶ってるよ。
–流れ星に願いを–
ルール 常識 マナー モラル
守るものが本当に多い。
ある人は
「ルールなんかに縛られない」
ある人は
「あなたの常識は私の非常識」
「マナー守れよ」「モラルって言葉知らねぇの?」
という人ほどマナーもモラルもない人。
わがまま放題。
どうしろと。
狩して、食って、必死して生きる
それ以外のことが求められる
ちょっと面倒な生き物たち。
–ルール–