厳しい冬の寒さを越えて

ようやく春が訪れた

小さな薄墨桜が1番に咲く

山神様が降りていらした証

いよいよ田畑が忙しくなる

桜散るころ田畑を耕す

土のいい匂いがする

日本の一年がようやく始まった

”ここ”ではない、どこかで。。。

夢を叶えるために旅を続けた

何年も何年も歩き続けた

めぐりにめぐって行き着いたところは。。。

結局”ここ”だった

ずいぶん遠まわりしたけれど

きっとそれも必要だった

”ここ”にめぐり会うために

届かぬ想いと思えば届かない

想いは届くと思えば届く

明日かもしれないし

来年かもしれないし

来世かもしれないし

いつ届くかは天におまかせ

待ってる時間が愛おしい

神様へ

はじめてお手紙を書きます

病気をいただいた時は

本当に辛かった苦しかった

いつまで戦いが続くのかと途方に暮れました

でも。。。少しずつ少しずつ少しずつ

戦うことをやめました

病気を受け入れてみました

”病気もわたしのからだの一部”

からだが愛おしくなりました

からだは神様からの贈り物

大切にして生きています

東の空に朝陽がのぼり

新しい”今日”が始まった

昨日亡くなった人の”今日”でもある

空は快晴

深呼吸

気持ちいい

生きてる

”今日”に感謝