3rd★LIFE

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10/30/2024, 2:52:32 AM

『もう一つの物語』

私は「もしも◯◯だったら」
という「もしも」がきらいだ

「もしも」
という言葉には希望が隠れているからだろう
過干渉の毒親に育つと
自分の中から希望など見いだせない人間になる

大人でしょう?
もう親は関係ないんだから!
って医師も大抵の大人は言う

けれど…
複雑に絡まった障害を持つ私には
それは容易ではない

『もう一つの物語』が
私のきらいな「もしも」今後、
生まれることがあるとするならば…
希望を持つことが出来るのかもしれない

が…
平均寿命を半分を超えた私
そして
双極性障害の人は平均寿命が7年ほど短いらしい
薬の副作用で合併症で臓器を痛める
そもそも自殺リスクは高いためだ
なら
私はあと30年生きられるかさえ、わからない

この30年で『もう一つの物語』を
本当に作れるだろうか?

孤独には慣れている
だから、孤独死も別にこわくない
先祖のお墓にも入りたくない
死んでまで関わるのはゴメンだ

残りの10年になってもいい
1年でもいい
夫と離婚が成立し
我が子の成長を最後まで見届けたい
親と姉を捨て、身内と縁を切った
今の私の望みは
それだけなのに…
双極性障害の私が自立して生きていける社会は
容易くはない

子ども塾のために借金をし債務整理した私は
生活保護は受けられない
一般就労も難しいと医師に言われている私は…
今後も…
モラハラ夫に耐え、家政婦として生きるのが
精一杯なのかもしれない

毒親ではなく
双極性障害じゃない
そんな私の『もう一つの物語』があるとするのならば
誰か教えて欲しい…

私は
何に希望を見いだし
生きていけばいいのだ?

子育ても終盤だ…
何を…
何をよろこびにすれば良いのだろう?

今日もまたそんなとてつもない「空虚感」に
苛まれて手首に傷を増やす…
だんだん痛みがね
感じなくなるんだ
だから、浅かった傷も深く刻まれる

私の『もう一つの物語』は
いつから始まるのかな?
始まるといいなぁ…

10/27/2024, 3:51:49 PM

『紅茶の香り』
 ⇓題材変更
『君の香り』

私は…『君の香り』がとても好きだけど…
その香りは
君だけの香りではないという紛れもない事実
「この人は私のものですよ!」
と言わんばかりの
とてもいい香り…

それが事実だ
どうやったって
これが現実だ

だからこそ、君と一緒にいても
顔も名前も知らないその人が
見張っているかのような
恐怖と罪悪感に苛まれる

ごめんなさい
あなたの君を好きになって
ごめんなさい

でも人を好きになるってそういうこと
自分で好きは止められない…
例え彼女がいようと、奥様がいようと
分かっていても
私には好きを止められないんです

大人の恋はこれが増える

別に振り向いて貰えなくても
好きは勝手に暴走する

気がついたら目で追っていて
気がついたらその人を見るだけで1日がHAPPY
話したら嬉しくて楽しくて…
嫌いな仕事も楽しくなる

これって…
当たり前じゃない
大人になればなるほど当たり前じゃない

だからこそロスが起きた…
君にとってはそれは恋なんかじゃなかったはずだ
でも私にとって、それが恋だと気がついてしまった

だからごめんなさい
君にも
君のあなたにもごめんなさい

私は…地獄に落ちても構わない
だから、
あなたの君だけは幸せにしてあげて下さい
私には…出来ないから

『君の香り』のあなたは
私よりずーっとずーっと
ずーっとずーっと
君を愛してくださいね
大切にしてくださいね

じゃないと…
私は報われない…

私は誰からも愛されてこなかった分
誰よりも愛に敏感なの
もしも、ちゃんと君を愛してないなら…
私は君を奪いに行きます

けど、君は違うな…
きっと私のところにはこない…

そうやって
『君の香り』のする人が通りすぎる度
君を想い続けるんだ

私は一生、
誰からも
愛は貰えない…
人に愛を与えるだけ与えるためだけに産まれた
リコール商品

神様…どうか…
この手の人間は生産終了、
もしくは
廃盤にしてくださいね
こんな人生は
他の誰にも味わっては欲しくないから…

10/24/2024, 5:18:47 PM

『行かないで』

幼い頃から私はこれが言えなかった…

たった一言
されど一言

大人の顔色を伺い、大人の心がわかってしまう
これは良いスペックなのだろうか?
子どもの頃は子どもでいるべきだ
でも子どもの頃、大人だった私は
大人の誰にも
『行かないで』とは言えなかった

困らせたくない
ただそれだけ

だから体調が悪くて
早退したって、休んだって
「ひとりで大丈夫よね?」
と言われてしまうと
『行かないで』とは言えなくなる

今になって思うのだ
大人は卑怯だ
相手をねじ伏せる言葉や行動を
無意識に数多く持ち合わせている
経験値の違いだろう

子どもだったけど大人だった私には
それは持ち合わせていなかった

だから
今でも言えない…
大切な人を困らせるという不安、葛藤
経験を積んだとて
なによりも相手を困らせることを知っているから
言えない…

ねぇ?!
君は…君だけは…
離れて『行かないで』…
本当はそう言いたい

愛着障害に双極性障害、パニック障害の私は
どうしてもリセット癖が抜けないし
自己肯定感が極端に低い
それは学んでわかった

分かっても…
沢山のトラウマを抱えた者は
どうやったって
「仕方ない」と想うことが難しいんだ
そして、本音を吐き出すことも難しい

でもね
いつも想っているんだ
誰も私から離れて『行かないで』って…

言えたら変われるのかな?
いつか言えると良いな…

人と群れるのは苦手だけど
ずっと独りは寂しいって勝手過ぎますか?

10/20/2024, 4:18:33 AM

『すれ違い』

こう聞いて
あなたなら何を想いますか?

辞書では
「触れあうほど近くを反対方向に通りすぎること」
または
「時間や位置がずれて、会えるはずが会えないこと」
と記されている

私のこれまでの経験上
想うことがひとつある

それは『すれ違い』は起こるべきして起こる
また「出逢い」も起こるべきして起こる
ということ

すれ違う者とはすれ違う運命であり、
成長をするための通過点でしかない
そして一度『すれ違い』が起きると
修復は難しい

その事を私はよく知っている
お互い想いあっていたとしても…
お互いの価値観や性格の不一致は
どうすることも出来ないことを知っている
それが例え家族であろうとも…

そして
家族でなかろうとも「出逢う」べきして「出逢った」者は
家族以上の繋がりや一体感を感じるのだ

血の繋がりなど結局のところ関係ない!

だから虐待の連鎖は止まらないし
かと思えば
ちゃんと養子縁組をして幸せな人もいる

これが私が出した答えだ

私が精神的な虐待を受け
全くの他人と繋がり合えたという実感を
体験したからだ

別に安心できる存在は
帰る場所は家族とは限らない
私のように最初からない人もいる
最初から『すれ違い』続ける家族もあるのだ

残酷だが仕方がない
ならば見つけるしかないのだ

『すれ違い』が起こるなら
沢山の「出逢い」を感じよう
そして自分の直感を信じるのだ

後先考えず、直感的に何かを感じる者は
きっとあなたを大切にしてくれるはずだ

10/18/2024, 2:27:42 AM

『忘れたくても忘れられない』

そんなことって…
私にとっては
大抵は幸せなことなんかじゃない

誰かにとっては大したことのない
寧ろ記憶の隅にもないような些細なことでも
嫌な想いをしたこちらだけは鮮明に
甦ってくるものだ

虐められた記憶
毒親、毒姉の記憶
友人や知人に夫に裏切られた記憶…

忘れたいものほど
忘れさせてはくれず
ずっと心の傷として残るのだ

そんな私もきっと
誰かにとっての『忘れたくても忘れられない』
記憶になっているのかも知れない…

だとしたら…ごめんね

謝ってもらったとて、許せないことの方が多い

だから
この先の人生はなるべく
誰かの傷にはなりたくないのだけれど…
既にまだ傷だとは知らない人を
傷つけているという事実
それは覆らない

夢にまで見る悪夢
「もうそろ、私の◯◯を返してくれない?」
という、顔も名前も知らない貴女に
私は日々怯える
私にはないものを全て持っている貴女
到底叶わない大人の貴女
勝ち目などない…

わかっているけど…
まだ返せない
返したくない
ごめんなさい

私にとって最大の
『忘れたくても忘れられない』のは
きっと…貴女です
刺されても構いません
それでもまだ…返せません
いや…
まだ返しません

私が明日を生きるための希望だから…
まだ必要なんです…

私が貴女の立場なら許しません
だから
どうか私を許さないでください!
それでいいんです

どうせ
地獄行きは決定しています
だから
今ある小さな幸せをかみしめたい…
ただそれだけなのに
それだけじゃ済まないという現実

罪は償わなくてはいけませんね
ちゃんと地獄に行きますね
今あるこれ以上の幸せを
願うことはしません

でも貴女の者が…
愛おしくてたまらない
ごめんなさい…

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