『静寂に包まれた部屋』
それは
私の「心の部屋」だろう
物心ついた頃から大人だった
いつも冷静に
どこか馬鹿にして
大人を見下してきた
そんな私もいつの間にか
とっくに大人になった
なのに
大人の私は今も
大人を小馬鹿に見下している
即ちそれは
私は大人ではないということ
私の「心の部屋」は物音ひとつしない
悲しく、寂しく…
そうならないために
それを見破られないために
心の外の部屋では
明るく、元気で、ものわかりの良い
当たり障りのない、いい人
ずっと何かを演じる
平均値、もしくは中の上
そのくらいが丁度良い
でもどんなに着飾っても
心は『静寂に包まれた部屋』へ
あっという間に引き戻される
そして
空しさだけが残る
私はどこ?
本当の私はどこにいるんだろう?
私は誰?
私には自我がない
欲がない
もう傷つきたくないから
それで良いと思ったのに…
なのに…
君が私を目覚めさせた
欲しいと思ってしまった
これが正解だったのか?
分かる日がいつか来るのだろう
誰かを傷つけてまで
欲しいと思った私は罪人だ
今までどんなことも
良い顔さえしていれば…
何ひとつ得られなかったけれど…
自我を押さえつけられたのに
それでも我に返ると
心の中の
『静寂に包まれた部屋』へ引き戻されるのだ
結局
わたしは「幸せ」を掴めない
誰かの「幸せ」を奪うことでしか
そもそも「幸せ」は存在しないのだから
なら
望んで「不幸」を受け入れよう
誰かが幸せになるなら
私は煙のように消えても構わない
君が幸せなら
私はそれで十分だ
『別れ際に』
は…
チュ(^з^)-☆やハグがしたいの
何歳だよ?!
自分が一番わかってる
イタイ!!
かなりかーなりイタイ!!
でも
人生一回だよ?
自分が自分で産まれてきたのは
たった一回なんだよ!
だから
別におばあちゃんになってもしたい!
日本人はハグとか簡単に出来ないし
どんなにすぐに会えるとわかっていても
したいの!
きっとね
いや…絶対にね
自分に自信がないからなの
そして
大人に親に、好きな人に
ちゃんと抱き締めてもらえたことが
人よりだいぶ少ないの
だからね
最後まで
「大丈夫だよ!君は大事だよ!」
っていうしるしが欲しい…
私は私を大切にしてくれる人かいるっていう
証拠が欲しいんだと思う
自分を大切に出来ない私は
誰かからの大切を感じたい
面倒だけどごめんね…
君からの大切だよ!が
『別れ際に』は
絶対に欲しいんだぁ…
そしたら
きっといつかね
自分を大切に出来る日が
来る気がするんだぁ…♡
『通り雨』
私は15年目のうつ病から
双極性障害と診断変更された
つい2週間ほど前の出来事だ
そしてこれは脳の病気だ
鬱は10人にひとり
双極性障害は100人にひとり
別に珍し過ぎる訳ではない
が
自殺リスクはとても高い
そして
それらを理解していても
防げないことが多い
何故ここまでそれまで診断が遅れたか?
それは周りにも医師にも
自分を偽っていたからだ
これは…
私のスペック
産まれた瞬間から望まれなかった私を
守るためのスペック
見事に、赤ん坊の時から発動した
どうでもいい人には通用した
丸々と太って、可愛げもない容姿でも
良い子だね!可愛いね!と
大人になってもいい人、明るくて元気な人!と
『通り雨』のように
ただ嵐が去るのを待つ
笑っていれば、良い子にしていれば
いい人を演じれば…
親が大人が、教師や友人や
私にとっては大切だと思う人には
嫌われない
それらを本能的に知っていたし
反射的にこなせる
だから診断が遅れた
だが
遅れた分、反動が著しい
もうスペックは発動しない
もう反射的にこなせない
これ以上を超えると入院だろう
わかっていても
もう無理かもしれない
もうそこまできてるけど
多分、次の受診も偽りの私を演じると思う
こんな気分も
『通り雨』のように
過ぎ去ってくれたらいいのに
そして虹が見られたら最高だろうな
でもさ
なんか…もー苦しいや
『秋🍁』
ものすごい暑い夏が嘘かのように
あっという間に日が沈むのが早まり
『秋🍁』が訪れる
涼しくなって嬉しい反面
緑が減っていくのは
何だかとても切なく
胸が「ギューッ」ってなるのは
私だけ?
紅葉と言えば響きは良いのだけど
無数に落ちていく散歩道の
どんぐりや栗、枯れ葉は
老いていく自分と重なる
また春に咲くための準備でもあることは
わかってはいるよ
また新芽を出すために枯れるんだ
人間もそうだったら…
私も老いと向き合えるのかな?
双極性障害と向き合えるんだろうか?
私も、いつか変われるのだろうか?
ちゃんと
自分を大切に出来るのだろうか?
そんなことを思ってしまうからね
私は『秋🍁』より「春🌸」が好き
枯れたくないな…
人としても
女としても…
そんな自分を見るくらいなら…
出来るだけ早く
天国からのお迎えが来ると良いな☆
と想う私は…
ズルいですか?卑怯なのですか?
人の幸せは心底願えるのに
自分の幸せは…これっぽっちも
期待出来ないのです
早く「冬」にならないかな?
真っ白の雪景色は…
何歳になっても魅了されるのです
私も
私の嫌な記憶も
真っ白に戻らないかな…
『時間よ止まれ』
私の人生は平均寿命の半分も終わったが
そんな瞬間が訪れたことは
無いに等しい
もし可能ならば…
もう10年遅く産まれてきたかった
ということだ
そうすれば…
君と出逢うことが運命だったなら
それが望ましいからだ
例え、毒親との関係は変わらなかったとしても
それでも君と出逢うことが出来たなら
もっと違う未来があったのかも知れない
どう頑張っても
10歳の差は埋まらない
これは私だけのコンプレックスかもしれないが
私が小4で君が産まれ
私が20の時に君は小4だと考えると
これは…犯罪だ
大人だから関係ない?
とも思うよ
私は中二病だし
そりゃ関係ないだろと思うんだけど…
何か申し訳ないというか…
私と並んで歩いている君は
みんなからどう思われているのか?
考えてしまうのよw
だから
私なりに努力はしているし
これからもそうしていきたいと想うんだ
私が君に出来るのは
このくらいしかなくてごめんね
君と過ごせる日は
『時間よ止まれ』って
毎回思います
どんな平凡な毎日でも
いつも感謝でいっぱいだよ
いつもありがとう